捕獲。


アイネ・クライネを散歩するももちゃん。

後ろから、誰かに抱き着かれちゃった。

ももちゃん♪
「んえ!?」

メグちゃん♪
「好き。」

ももちゃん♪
「いい匂い〜。」

メグちゃん♪
「わたしのこと、好き?」

ももちゃん♪
「その問いをする人は猜疑心で満ちています。」

メグちゃん♪
「さみしい・・・・。」

ももちゃんはくるっと反転してメグちゃんをやさしく抱きしめた☆

ももちゃん♪
「かわいい娘・・・。」

そこにみゅ〜ちゃんが徒歩で通りかかる。

みゅ〜ちゃん♪
「今日は彼女とデートなんて、ももちゃんは満喫しているねー。」

ももちゃん♪
「嫉妬しないの?みゅーちゃんはわたしの旦那さんなのに。」

みゅ〜ちゃん♪
「やきもちほどまずい食べ物はありませんからねー。」

ももちゃん♪
「もっと焼いてもいいんだよ?焦げるくらい。」

みゅ〜ちゃん♪
「食当たりでもしちゃうよ、すぐ消費期限切れって〜。」

メグちゃん♪
「襲って・・・。」

ももちゃん♪
「がおー!!」

みゅ〜ちゃん♪
「キスしちゃえば?」

ももちゃん♪
「ほっぺにやっちゃうゾ!」

メグちゃん♪
「気持ちいい・・・。」

ももちゃん♪
「テンション低くない?いつものメグちゃんじゃない。」

みゅ〜ちゃん♪
「花で飾った帽子と勲章のような飾りで制服っぽいのを装飾しているのなら。」
「いつも以上のメグちゃんと言えるでしょう。」

ももちゃん♪
「失恋でもした?」

メグちゃん♪
「うん。」

ももちゃん♪
「誰に?」

メグちゃん♪
「近所の柴犬。」

ももちゃん♪
「そっかー。」

みゅ〜ちゃん♪
「それはしょうがないよね。」

ももちゃん♪
「綺麗な金髪・・・。」

みゅ〜ちゃん♪
「粗塩で整えて、花の蜜でコーティングされてるんだ。」

ももちゃん♪
「なでなでしてあげる。」

メグちゃん♪
「みゃ〜ん。」

ももちゃん♪
「わたしの現在のおうちに招待するね。」

3人でももちゃんの仮住まいのおうちのベット。

ももちゃん♪
「メグちゃん抱きまくら・・心地いい・・・。」

メグちゃん♪
「やっ・・・。」

ももちゃん♪
「もっと頬ずりしちゃう・・。」

メグちゃん♪
「もっとやって・・。」

そのまま2人で寝ちゃった♪

隣の部屋からみゅ〜ちゃん。

みゅ〜ちゃん♪
「原因はかわいがってくれる人がいなかったことかなぁ。」

みゅ〜ちゃんも添い寝しちゃった♪

目が覚めた3人は手を繋いで街を散策♪

という所をボールが目の前を通り過ぎる。

メグちゃんが笑顔になって近寄る。

ボールがメグちゃん目がけて!

ももちゃん♪
「わっ?」

メグちゃん♪
「当たらないっ♪」

4人組みが飴入りの布ボールをランチャーで撃ってくる!!


メグちゃん♪
「どこ狙ってんの〜♪」

後ろから1人が狙撃!

メグちゃん♪
「桜花流!朝霧!」

ボールはメグちゃんをすり抜けた!

霧のようになったメグちゃんはいつの間にか別の場所にいた!

2人が前に出てきて、直撃を狙ってくる!

メグちゃん♪
「超念動フィールド!!」

ボールはメグちゃんに滑るように逸れていく!

1発がももちゃん狙い!

ももちゃん♪
「へ?」

ももちゃんはトラッピングで逸らして受け流した!

みゅ〜ちゃん♪
「ガムテープ乱舞〜。」

みゅ〜ちゃんは4人組にガムテープをいつの間にかくっつけていた!

というより・・・4人組みの体はガムテープまみれ・・。

えとわーるちゃんが走ってくるのが見えた。

4人組みは悲惨な状態になりながら、新手のえとわーるちゃんに射撃!

えとわーるちゃん♪
「幾多の犠牲を払ったこの世界、その想い踏みにじられはしない!!」

ボールを全弾手で叩き落として突っ込んでいく・・・。

逃げ出す4人組み!

えとわーるちゃん♪
「世界は子供の遊びじゃないんですよー!!」

絵の具の入ったボールを放って空中炸裂させて4人組みを仕留めた!!

4人組は白旗を取り出して掲げて、チョコレートを落としていく。

みゅ〜ちゃん♪
「平和に仕掛けたけど、割に合わない結果になれましたね。」

ももちゃん♪
「ねえ、人生ってちょうどチョコレートを一度に4箱平らげたのと同じじゃない?」

メグちゃん♪
「ねえねえ!見てみて!これ有名店限定のだ!!」

みゅ〜ちゃん♪
「損出だけあった戦闘、一方的に勝てておいしいよね。」

ももちゃん♪
「こんなにいいものくれるなんて、つぎはこっちから仕掛けちゃおうよ♪」

メグちゃん♪
「どういう風にかわいがっちゃお〜?」

みゅ〜ちゃん♪
「セクハラはだめよ〜。」

近くのベンチに座って3人で食べさせあいっこ♪

メグちゃん♪
「やあ!!」

ももちゃん♪
「ひゃっ!?」

みゅ〜ちゃん♪
「わたしも食べて〜(棒読み)。」

3人でくっついてドキドキ食べさせあいっこに発展!!

公園ではえとわーるちゃんがひたすら走り回って。

公園内のゲリラをいじめていた。

ももちゃん♪
「えとわーるちゃんパワーアップしてるなぁ。」

えとわーるちゃん♪
「戦いは楽しまなければ紳士淑女の恥とやら?」
「お逃げにならないでくだすって。」
「なあに、ちゃんといじめてあげるから安心してね?してね?」

えとわーるちゃんの即席トラップ+トラクターハーケンがヒットしていく!!

ゲリラ♪
「なにこれ?服に引っかかって抜けない・・・?」
「って捕まるー!?」

えとわーるちゃん♪
「大丈夫です、たぶん大丈夫で恐らく信頼が置ける。」
「えとわーるちゃんのおしおきなのです。」

そこにふぇっちゃん登場!

エアガンが2人に割って入る!!

ふぇっちゃん♪
「弱いものいじめなんて感心しないなっ。」

えとわーるちゃん♪
「弱いものいじめとおしおきの区別がつかないんですか!?」

ふぇっちゃん♪
「なあに正当化かい?」

えとわーるちゃん♪
「あなたは自分自身が善悪の判断基準なんですか?」

ふぇっちゃん♪
「善悪?そんなものはないぜ?・・・堕ちなっ!!」

折り畳み式バックラーを出して防ぐえとわーるちゃん!

えとわーるちゃん♪
「ガン・ビットrockOff!!」

超小型プロペラドローンを複数飛ばしてふぇっちゃんを追いかけさせる!!

ふぇっちゃん♪
「レディに追われるなんて、俺も中々あげたなっ!!」

と言っているうちに爆竹を踏んで破裂する!!

ふぇっちゃん♪
「いいねーお祭りだっ!」

えとわーるちゃん♪
「お祭り血祭り、あなたは祝日!!」

ふぇっちゃん♪
「参加しちゃあいけないのかい?」

えとわーるちゃん♪
「神輿の中の銅像になってもらいます。」

ふぇっちゃん♪
「そいつはちょっとばかり退屈じゃないのかい?」

えとわーるちゃん♪
「やってみればお祭りはいつも楽しく終わるものですわ。」

3人でベンチでお昼寝しちゃうももちゃん達。

目と鼻の先で爆竹やら、エアガンを発砲し合うカップル。

普通に治安維持のスターボードが通りかかって笛を吹かれる。

苺姫ちゃん☆
「こんなところに無防備な女の娘♪」
「襲っちゃうぞ〜?」

ももちゃん♪
「っえ?ひゃー!?」

苺姫ちゃん☆
「熱烈なキスしてあげるから止まってー!!」

ももちゃん♪
「止まれない!だってわたし、青春真っ盛り!」
「若さで進むのよ!わたしの青春の行き着く先までー!!」

みゅ〜ちゃん♪
「婚約指輪をどうぞ。」

苺姫ちゃん☆
「ありがと、あの娘の挙式出席してよね?」

みゅ〜ちゃん♪
「それがわたしに変更がなければいいと思います。」

苺姫ちゃん☆
「あれれ?バレちゃったゾ?」

メグちゃん♪
「みんなの彼女、その名はわたしメグ!!」
「ラブリーを振りまくために!シンデレラダンスで回って〜!」
「メグちゃんかわいい〜!!の新天地はここにしたっ!!」

スキップでるんるん走っていくメグちゃん♪

べりーあちゃんに追い詰められたももちゃん☆

ももちゃん♪
「べりーあちゃん、いやよこんなところで・・・。」

苺姫ちゃん☆
「逃げられるかな?」

次の瞬間、ももちゃんが花びらで爆発した!?

花びらが辺りを包む。

建物の屋上にももちゃん!!

ももちゃん♪
「ダミーだよん♪」

苺姫ちゃん☆
「屋上くらいなら上がれるわね。」

べりーあちゃんは段差を利用してどんどん上がってくる!!

ももちゃん♪
「わわわわわああああ!?」

みゅ〜ちゃんのスターボードがももちゃんをタイミング良くかっさらう!!

ももちゃん♪
「危なかった!」

みゅ〜ちゃん♪
「わたしのももちゃんを娶ろうなんてだめだよ。」

ももちゃん♪
「じゃあこのまま新婚旅行にこの付近を一周しよ!」

みゅ〜ちゃん♪
「そのつもりー♪」
いくつもの虹が鮮やかに空を覆う神秘。

友情の輝きは2人の少女の笑顔とともに・・・。