オファー☆


冬ごもりする頃。

翡翠ちゃんが正式にオファーしてきました。

翡翠ちゃんは卒業後に。

わたしを正式に採用すると。

誓約書を持ってきましたので。

わたしはサインしました。

いーりす♪
「卒業後はよろしくお願いします。」

翡翠ちゃん♪
「こちらこそよろしくね☆」

その後。

領主についての参考書を渡され。

花美先生が個別指導をしてくれることになり。

勉強漬けの日々が始まりました。

ネージュ♪
「いーちゃん就職決まったんですって。」

みかーれ♪
「すごいなー。」

くーりえ♪
「後でお祝いしますかね。」

ネージュ♪
「そうしましょ。」

みかーれ♪
「雪ちゃんは大学に特別待遇で入学できるんだよね。」

ネージュ♪
「そうよ。」
「特に数学が最高点だから。」

くーりえ♪
「雪ちゃん。」
「数学の世界試験で入賞したんですよ。」

みかーれ♪
「ひえー!」
「それはすごい!」

ネージュ♪
「世界レベルって凄かったわあ。」

個別指導用の部屋から花美先生の。

アドバイスが聞こえてきます。

けっこう熱狂しているようです。

1か月後には。

いーりす。

午前は学校に来て。

午後は小桜グループの事務所で。

修行を兼ねてバイトをしていましたよ。

みんなと遊ぶ時間は無くなり。

いーりすは自分の夢に直進しています。

こんな感じで月日は流れていきます・・・。