試合♪
校庭の広場で。
みかーれちゃんと試合をしています。
ガムテープをちぎって。
1分間で相手に何枚貼り付けられるかを競うゲームですね。
いーりす♪
「行くよ♪」
みかーれ♪
「おー!」
いーりすの攻撃。
みかーれちゃんに。
ガムテープがヒットしまくります。
雪ちゃんがガムテープを補充していますね。
みかーれちゃんは不利と見て。
秘策を・・。
みかーれ♪
「これだと勝てない。」
「だったらこれならどうだ!」
「ヴォンターヂ!」
みかーれは体のリミッターを解除して。
体力を猛消費しながら向かってきました!
いーりす♪
「動きにキレがある!」
みかーれ♪
「それー!三枚当たった!」
いーりす♪
「四枚目!」
みかーれ♪
「攻撃外れ♪」
いーりす♪
「キャー!」
いーりす押されまくりです。
みかーれちゃん。
ここぞとばかりに前に出ます。
みかーれ♪
「それペタ!それペタ!」
いーりす♪
「まだだよー!」
40秒経過の時点で。
体力技が切れて。
みかーれちゃんの動きが鈍くなりましたね。
いーりす。
今度は一方的にガムテープをくっつけます。
みかーれ♪
「あれれれれ!?」
いーりす♪
「息切れかな〜?」
雪ちゃんが笛を吹くと。
みかーれちゃんに8枚。
いーりすに6枚。
つまりいーりすの勝ちでしたね。
みかーれ♪
「やーん!」
いーりす♪
「あのまま行ったら危なかったぁ。」
ネージュ♪
「途中まで互角だったわよね。」
みかーれ♪
「パワーアップは30秒しか持たないのです。」
いーりす♪
「使いこなすともっと強いと思うよ。」
ネージュ♪
「みかーれちゃんは意外と強いのね。」
みかーれ♪
「意外とでは終わらせない!」
「必殺技を磨かないと!」
花美先生が歩いていたので。
誘ってみました。
花美先生♪
「あらー楽しそう!」
いーりす♪
「1対1だー。」
花美先生♪
「久しぶりに本気出すからふたりでいらっしゃい♪」
みかーれ♪
「容赦しませんよー。」
ネージュ♪
「わたしが審判やるわね。」
いーりす♪
「雪ちゃん頼んだよー。」
ネージュ♪
「開始!」
いーりす突撃。
肩に貼り付けようとしたら。
器用に跳ね除けて。
先生にベタっと一枚やられた!
みかーれちゃんの攻撃!
シンプルに攻撃したが。
持っていたガムテープを吹っ飛ばされて。
みかーれは反撃でベタベタ二枚食らった!
先生はガムテープ切れ。
ネージュ補給中に。
先生のロングスカートに二枚!
みかーれ♪
「ヴォンターヂ!」
花美先生♪
「逃げ場が無くなったわ。」
花美先生に続々ヒット!
相討ちにいーりすとみかーれにヒット!
両者ガムテープを補充します。
再攻撃で相討ち!
いーりす♪
「どうしても相討ちになるよー。」
花美先生♪
「ふたり同時にだとキツイわね。」
みかーれ♪
「息切れです。」
残り15秒。
いーりす対花美先生。
みかーれちゃんはスタミナ切れ。
いーりすの攻撃は手を払われて。
いーりす立ったままくるっと回転して緊急回避。
花美先生後ろに跳ぶ!
いーりすの追撃!
花美先生の袖を狙ってなんとかヒットさせた!
花美先生は思い切って突撃して胸の辺りにベタっと貼り付け。
ネージュ♪
「試合終了!」
勝負は。
いーりすに三枚。
みかーれに三枚。
花美先生に五枚。
花美先生♪
「見事に引き分けね。」
いーりす♪
「本気出すと強いんですね。」
花美先生♪
「ある場所では天才と呼ばれてたのよ♪」
ネージュ♪
「前と比べて実力がまるで違う。」
「腕がなまっていたのかしら?」
花美先生♪
「それ言うと先生赤面しちゃうわー。」
みかーれ♪
「本来の先生めちゃ強い!」
いーりす♪
「わたしももっと鍛えないとダメですね。」
花美先生♪
「いい具合に対抗できてるわよ♪」
「ただ、気持ちで負けてるわね。」
「実力なら互角だと思うわ。」
いーりす♪
「強い相手と戦うと。」
「負けると思って攻めきれないんです。」
花美先生♪
「相手は自分よりずっとか強いものだと理解していれば。」
「貴方の本当の力が発揮できるわよー☆」
いーりす♪
「覚えます!」
みかーれ♪
「あたしは必殺技に頼りすぎかも。」
花美先生♪
「効率的じゃないのよ。」
「もっと洗練させてごらんなさい。」
みかーれ♪
「覚えますよー!」
ネージュ♪
「わたしも参加してみようかしら。」
花美先生♪
「いらっしゃい♪」
そのあと花美先生とたくさん遊びましたよ♪
おにごっこもやりましたねー。
体力強化と大人を知るには丁度いいからと。
先生は付き合ってくれました♪
今日はポカポカ陽気が漂う。
遊び心地が良い日。
先生との道楽で。
花美先生がカワいく見えた。
夏休み半ばです☆