バイクで域な道を疾走する高級バイク!
やっとのことで仮免を獲得した俺は仮免ライダー7号!
自称正義の味方さ!!
今日こそ俺の助けを誰かが求める!
街の公園まで差し掛かる!
ここらで一服と行くか。
人がたくさんいるショッピングモールの公園!
7号にみんな釘づけ!
あのイカすハードボイルドはなんだ!?って。
そこに不審者が中央に現れ、変身した!?
「ガッハッハー!怪人だぞー!!」
怪人は地味なビームで大暴れ!!
「キャー!!」
逃げ惑う人々!
7号!ついに俺の出番が回ってきた!
変身!
「怪人勝負だ!」
「出たな仮免ライダー!!」
傍にいる人。
「はい!もしもし!警察ですか!?」
「わけのわからない変態が公園で暴れていて・・・。」
ちょっと待った!それは7号の出番がないんじゃないか?
「行くぞ仮免!」
「お・・おお!」
しょうがなく戦うしかないぜー。
「中々やるな仮免!」
「仮免キーック!」
「ぐはっ!まだこれからだ!」
パトカーのサイレン!!
警察官が突撃!!
「なんだお前ら・・ぐわっ!!」
警察官の勇敢なタックルで怪人は激しく叩きつけられる!!
おおっと?これだと俺の存在意味ないんじゃないか7号。
怪人は抵抗して辺りを大爆発させる!!
「なめんなー!」
ビームで建物を破壊!!
そらきたっ!手柄はいただき・・・。
「出動要請!敵は怪人と判明、自衛隊に連絡を!!」
それはないぜー?
怪人は逃走!
5分も経たないうちに。
96式装輪装甲車と軽装甲機動車が乗りつけてくる!!
40oグレネードが命中して怪人転倒!!
「ぐああああ!!」
AH-1Sがあらわれて20o機関砲連射!!
「ばかなああぁぁぁ!?」
ついでにF-1戦闘機が上空から現れてバルカン対地射撃!!
どっかーん!!
怪人は散った!!
誇らしそうに自衛隊員。
「敵勢力、怪人撃破!!」
「そこの君、怪人を足止めしてくれたんだって?」
「あとで賞を贈与するから駐屯地にきておくれよ。」
自衛隊員に握手されちまったぜー?
どうやら7号!俺の出番は足止めだけのようだ。
高級バイクにまたがって、男を行くぜー?
ぜー?
仮免ライダーは。
なんとかライダーとは関係がありません。
見ればわかると思います。
独裁国家成敗のために軍を派遣して戦争状態になりましたであります。
ここは揚陸準備中の第58任務部隊であります。
提督「艦載機発進、そろそろだぞ。」
大尉「パイロット、乗り込み中でございます!」
提督「まさか鼻歌うたっている奴はいないだろうな?」
大尉「はい!約一名、マーカスハーネマン少尉だそうです!」
提督「なにっ!?」
大尉「ブラックホークがたくさん飛来するときのアレだと報告があります!」
提督「すぐに止めさせろ!この場合トップガンのテーマに決まってるだろ!」
大尉「了解!おい!そこの奴!トップガンを歌えと指示しろ!」
通信班「機影を探知、距離25キロ。」
提督「機影を探知だと!?それよりコーヒー入れろ!」
大尉「コーヒーを入れろ、キリマンジャロですね!?」
提督「わかってるじゃないか、あの機影の正体もわかってるのか?」
通信班「機影オーサU級ミサイル艇、湾内に潜んでいた模様、ミサイル発射済み、対応開始。」
提督「おい、コーヒーはまだか?」
大尉「ただちに!」
通信班「SM-2Rミサイル、対応間に合わず、主砲で応戦。」
提督「ほらほら来た来た、んーいい香りだな♪」
大尉「日本にいた時、喫茶店の妹好きのふわふわな女の子に教わっておりました!」
提督「そうか♪んー♪これはイイ!」
通信班「CIWS間に合わず、弾着!」
爆発音が響く。
提督「んわぁ!?」
大尉「どうしました!?」
提督「コーヒーがこぼれた。」
大尉「おい!雑用!フキンをもってこい!」
提督「ところでさっきの機影はどうした?」
航海士「とっととミサイル撃ってきて着弾、ミサイルは不発だそうです。」
提督「んー?反撃しないのか?おい、管制室」
管制室と繋がる。
武器発射担当「はい!もう反撃しております!着弾済み!沈没を確認するだけですっ!」
レーダー担当「なんかこの画面曇ってね?ここに機影みたいのが。」
武器発射担当「おまえずっと前の演習も画面曇ってたせいで誤射したじゃないか、きちんとしろよ。」
レーダー担当「そうだな、この機影いっぱいあるし、こまめに掃除しないと駄目だな。」
武器発射担当「ん?なんかロックオンできるけど、んなわけないな。」
レーダー担当「さあーてぇそろそろ野球雑誌の発売日か♪」
武器発射担当「いや、メーカーに頼んでこの空母に保管されてるってさ。」
レーダー担当「うおっしゃー!?ん?カチッ?やべアスロックのボタン押しちまった。」
武器発射担当「ドジだなおまえ、ひとの事言えんぞ。」
レーダー担当「だなー♪」
対潜哨戒機「おおおぉぉぉぉいおいおいおいおいおい!?近くに敵潜水艦がいるぞ!?」
レーダー担当「なにうぉぉぉお!?」
提督「コーヒーおかわり。」
大尉「次はブルーマウンテン、了解しました。」
航海士「やけにコーヒーおいしそうですね、わたしにも。」
大尉「同じ喫茶店にいたツインテールの美少女にも教えてもらったんだ、こっちは男勝り的なコーヒーだそうだ。」
提督「ん?ずっと向こうで水しぶきが上がったが?」
対潜哨戒機「アスロック?命中確認、いつ発射した!?」
武器発射担当「ちょうど2分前!」
対潜哨戒機「やるなお前、母国帰ったら訪ねていいか?」
提督「そろそろ艦載機行けよ。」
大尉「艦載機F/A-18EとF-35C発進せよ。」
マーカスハーネマン「チェックオーケー、出力100、発艦。」
パイロット「こちらも発艦、トップガンのテーマ歌えだってよ。」
マーカスハーネマン「んもぐもぐ。」
パイロット「なに食ってんだよ。」
マーカスーハネマン「ん?ビスケットと、のど飴と、デジタルカメラと。」
パイロット「はぁ?遠足じゃねぇんだぞ!!」
別グループ「おーい、トップガンのテーマ入ってたっけ?」
別グループ2「そのオーディオシステムに入ってたはずだ。」
別グループ3「いっそオートパイロットにして、さっき手に入れた野球雑誌読むか?」
別グループ4「なんだと、後部席に回せ。」
パイロット「なんでこの空母には(ノ∀`)しかいねぇんだよ!?」
マーカスハーネマン「レーダー反応あるぞ、Mig-29STだ、行くぞ。」
パイロット「交戦開始。」
別グループ「R-27ETだぜ?チャフ全部撒いちゃおうか?」
別グループ2「いっそ全員で撒いたらどうだ?」
別グループ「いいねー♪みんな撒いちゃおうぜ♪」
敵パイロット「あんなに撒かれたらいくら撃っても当たりません!」
敵パイロット2「R-60Mを撃て!」
敵パイロット「今度はフレアです!AIM-120B僚機に着弾!撃墜!」
敵パイロット2「なら格闘戦だっ!覚悟しろっ!」
パイロット「なんで俺だけに敵機がついてくるんだ!?」
マーカスハーネマン「モテるなお前、さすが海軍1のイケメンだな。」
パイロット「茶化すなっ!」
別グループ「敵機を落とせ!君を落とせ!恋は戦争〜♪」
パイロット「戦闘中に音楽聞いてんじゃねーよ!」
別グループ2「おい、ドレイク2、カッコつけてバルカンで狙うな。」
別グループ3「ここは対地ロケットで狙うとこだろ!」
別グループ「ああ!?そうだった!?でもマーカスが全部持ってってるぞ。」
敵パイロット「うおぉぉぉぉぉぉぉお!?地味に一方的じゃないかぁぁ!?」
大尉「提督」
提督「なんだ?」
大尉「艦載機部隊が敵部隊を撃破したそうです。」
提督「そーか。」
航海士「空母にうさぎを持ち込まないでください。」
提督「そんな法律があるのか?」
航海士「いや、みんなやる気が出てしょうがないじゃありませんか。」
提督「今度は犬にしようか?」
大尉「さすが提督!何ならポメラニアンにしましょう!」
航海士「やめてー!?任務ができなくなるじゃない!」
揚陸後、戦車部隊が展開して、迎撃に来た独裁国家の戦車隊と大規模戦であります。
上級曹長「ん?こちらが300、向こうが550?」
一等兵「数の差がありますね。」
軍曹「ところで曹長!いつもの賭けをやりましょう!」
上級曹長「ほほぅ、何を賭ける?」
軍曹「そうですね、この戦車に砲弾が直撃したら、俺がおごるってのはどうです?」
上級曹長「では私はこの戦車に一発も被弾しなかったら、私が君におごろう。」
一等兵「戦闘開始しました、流れ弾が酷いですね。」
上級曹長「んー?あのSu-25ヤケを起こしてないか?」
軍曹「F-16E2機に追っかけられてますね、すぐそばにA-10Cが8機、空は大混戦ですな。」
一等兵「Su-25がこちらへ突っ込んできましたな、ロケット弾を叩き込んで悪あがきですか。」
上級曹長「は?ぎょえぇぇぇぇぇぇぇぇえ!?」
軍曹「爆風でキャタピラが破損しました、走行不能。」
一等兵「なんか、正面と側面から増援が全速力で突っ込んできてます。」
上級曹長「ん?もしかして負ける?」
軍曹「援軍のM1A1HAがすぐ近くに来てますが、味方が引き気味です、我らが孤立するのも時間の問題。」
一等兵「逃げます?ってもう脱出してるんですか!?」
全員退避、直後に敵戦車砲の滅多撃ちに遭い、戦車が大破する。
軍曹「あの賭けはなしですな。」
上級曹長「しょうがない、次はこの戦い、味方が勝つかを賭けよう。」
軍曹「勝つに全財産。」
上級曹長「私も勝つに全財産。」
一等兵「敵戦車部隊の側面からTOWが100発ほど、M1A1HAと共に陣形の再編完了、キルレート友軍1敵33。」
軍曹「F-35Cが500ポンド爆弾を大量投下してるな、F/A-18Eは敵機を排除中。」
上級曹長「おい!このM2A2乗員が熱中症でダウンだってよ!俺達で動かそうぜ!」
一等兵「戦闘続行了解!」
軍曹「あの賭け忘れるんじゃないぜ独裁国家!賭け金の報酬は貴様らの敗北だ!」
こちらは増援のSu-34の編隊であります。
長距離飛行用のSu-34には簡易キッチンが備え付けられております。
リャザン「そろそろ昼メシにしないか?」
ヨーウゼフ「あー冷凍ピザあるよね。」
リャザン「待ってろよ♪今オリジナルのトッピングして盛ってやる♪」
ヨーウゼフ「おぉ!?友軍の戦車部隊がやり合ってる!?」
リャザン「それより昼メシだ。」
ヨーウゼフ「早く!操縦席に戻れ!?」
リャザン「少し待ってろ、今料理開始だ。」
ヨーウゼフ「料理するのはピザじゃない!敵だ!」
リャザン「ピザ食べたくないのか?」
ヨーウゼフ「・・・わかった、それをオーブンにひとまず入れろ。」
リャザン「ピザおいしいぞ。」
ヨーウゼフ「調理している間にやるぞ、いいな?」
リャザン「おいしく焼けてるといいな♪」
ヨーウゼフ「おいしく焼けてるといいね!」
リャザン「おいしいピザを食べるために敵、やっつけます。」
ヨーウゼフ「いつもの戦術で行くか?」
リャザン「いや、あの敵陣形中央付近に敵指揮車両がいる。」
ヨーウゼフ「毎度まいどよく見えるな。」
リャザン「誘導爆弾を投下後、下方旋回で残りを投下する、敵を四散させる。」
ヨーウゼフ「・・・こいつやるときゃやるんだよな・・・・。」
大規模戦車戦が終了致しました、成敗軍の辛勝であります。
砲手「息子のプレゼントにT-72Mが欲しかったのに!」
中尉「君の無事じゃだめか?」
砲手「おみやげにT-72M!」
中尉「わかった、鹵獲した奴の写真でもとっとけ、部品欲しいか?」
砲手「T-72M!T-72M!」
中尉「君・・・・」
砲手「敵車両1両も撃破してねー!!」
中尉「次も期待してるぞ。」
中尉に肩を持たれて補給車へ向かう砲手だった。
連絡班「提督!お味方勝利です!」
大尉「提督なら甲板で釣りをしておりますが。」
連絡班「釣れるんですか?」
大尉「そこそこ釣れるらしいです。」
航海士「え?提督?さっき昼寝してましたが?」
連絡班「えー?」
提督「なんだ?」
大尉「それは今話題の野球雑誌!?」
航海士「一体どこにいたんですか?」
提督「それよりな、今年はシュトルツが優勝するかもな、目が離せん。」
大尉「そうなんですかっ!?私目にも拝見を!」
連絡班「見終わったら是非!」
航海士「最終戦はみんなで観戦といきましょ!」
提督「おー!?いいねー!じゃあとっとと終わらせて観戦といくか!」
(ノ∀`)な戦線でありますが、なぜか不思議と意味不明なのにきちんとやっておりますので、ご安心ください。
今回の戦闘はとうとう首都での攻防であります。
爆音、銃声、大声、どこからかしも響いて参ります。
軽機関銃担当「隊長!敵の猛攻です!集中攻撃を仕掛けますか!?」
隊長「よしやれ!追撃砲、向こうの敵陣!」
通信係「隊長!攻撃ヘリ小隊が全滅しました!」
隊長「空軍がすぐ来る!」
軍曹「少尉!我々は少し出過ぎじゃありませんか!?」
隊長「このくらいが丁度よい。」
軽機関銃担当「隊長!もう弾がありません!」
隊長「気合いでなんとかしろ!」
砲兵「隊長!迫撃砲がぜんぜん効果がありません!」
隊長「水平発射しろ!」
通信係「隊長!味方の戦車部隊が攻めあぐねています!」
隊長「ストライカー旅団はどうした?」
通信係「敵戦車と交戦中!劣勢!」
軽機関銃担当「隊長!もう弾が無くなりました!」
部下の兵士「こちらもです!」
隊長「石を投げて攻撃しろ!」
部下の兵士「了解!」
軍曹「少尉!敵が突っ込んできました!」
通信係「もう敵が目の前にいます!」
隊長「対戦車兵!地雷を投げつけろ!」
対戦車兵「地雷を投げつけろ、了解。」
軽機関銃担当「隊長!地雷が近くで燃えている車に引火して大爆発しました!敵が退きます!」
通信係「隊長!敵戦車が近くまで来てます!数が多いそうです!」
軍曹「隊長ならさっきどこかへ行ってしまったが・・・・。」
軽機関銃担当「軍曹!隊長がどこかへ行ってしまいました!」
軍曹「俺は知らん、空砲でも撃ってろ。」
軽機関銃担当「空砲でも撃ってろ、了解、戦闘続行します!」
対戦車兵「敵戦車が横にいます、砲身をこちらへ向けてます。」
軍曹「儚い人生だったよな。」
対戦車兵「辞世の句を詠みたいと思います。」
軽機関銃担当「軍曹!後続の敵戦車が同士討ちしてます!」
通信係「隊長があの戦車の中にいるそうです。」
軍曹「奪ったのか!?」
通信係「奪ったそうです。」
軽機関銃担当「軍曹!空軍の戦闘機が戦車を攻撃してます!隊長の脱出を確認しました!」
対戦車兵「味方戦車がなだれ込んできます!」
砲兵「軍曹!下手な迫撃砲が敵指揮車両に直撃した模様!」
軍曹「隊長戻ってきたな。」
隊長「全員突撃!戦争はもう終結するぜ!」
通信係「隊長!味方の大部隊が突撃していきます!」
隊長「俺らも遅れるなっ!野郎共ラストスパートだ!」
この日、首都占領をもって戦争は終結した。
それは世界から独裁者が全滅した瞬間でもあった・・・。
4月1日。