ハンター


停戦が終わって戦争が再開されました。

戦況は国王軍優勢。

同盟国も参加して。

激戦となっています。

るるちゃん♪
「反乱軍に隣国が加勢してるよ。」

心桜姫♪
「でも南方に追いやっているから。」
「敵さんには残念だけど、挽回はできないねー。」

みおちゃん♪
「男性剣士って弱かったから。」
「女性剣士で名のあるひとと戦いたい。」

るるちゃん♪
「戦闘が熾烈だから。」
「飛び入り参加できそうもないね。」
「ちゃんみおの野望はこれからだよ。」

心桜姫♪
「みおちゃん油断しなかったよね。」

みおちゃん♪
「それを心配されてるのは知ってたよ。」
「でも強い女性は油断しないの♪」
「わたしを甘く見たなー!」

チャイムです。

魔女の格好をした女の子が居ました。

ロングヘアーでかわいい瞳をしています。

見た感じ13歳のようです。

みるきー♪
「みる、通称みるきー。」
「お姉さんからケーキ宅配です。」

心桜姫♪
「なにこの娘かわいい!」

みるきー♪
「あんまり見かけないから。」
「忘れちゃった?」

心桜姫♪
「忘れてないよー。」

るるちゃん♪
「小さくてかわいい!」

るるちゃん。

みるちゃんに抱き着きました。

みるきー♪
「なんか女性の匂いが凄いです。」

続いてちゃんみおがみるちゃんに抱き着きました♪

みるきー♪
「お母さんみたいな匂いがします。」

みおちゃん♪
「なでなで♪」

みるきー♪
「ヴィオラお姉さんがケーキ焼いたので。」
「分けてあげます。」

るるちゃん♪
「ありがとー。」
「お礼に星の髪飾りをプレゼントします♪」
「ふたつあるからどうぞ♪」

みるきー♪
「ありがとです。」

スキップでみるちゃん。

帰っていきました♪

ケーキを食べていると。

窓からちゃんみおが発見。

双眼鏡を駆使♪

不審者の集団が街のあちらこちらに見えました。

るるちゃん♪
「敵さんだー!」

心桜姫♪
「え?反乱軍の旗だ。」

ちゃんみお♪
「拳銃ぶら下げてる!」
「手柄貰います!」

さんにん家から飛び出します!

しばらくして。

街中で銃撃戦が始まりました。

察知した戦車部隊。

国王軍の基地から。

M4シャーマンが出撃。

街中に展開しています。

みおちゃん♪
「こっち!敵の後ろに出られるよ!」

るるちゃん♪
「こっちから行くと近道だよ。」
「敵の動きから察するに。」
「そこから行くと正面に出ちゃうかも。」

先頭を走る。

るるちゃん。

街角をまがった所で。

敵を発見して。

後ろから。

ショートソードで足を頂きました。

ちゃんみおは敵を普通に切り捨てました。

負傷して倒れる敵兵。

るるちゃん。

敵兵のお財布を抜き取っています!

敵兵が降伏サインを出しました。

心桜姫は無線機を強奪して。

敵の情報を獲得。

自前の携帯無線機で友軍に知らせています。

るるちゃんたちはまた移動します。

逃げ出している途中の敵兵と遭遇しました。

銃撃戦が熾烈になっていき。

逃亡中の小隊です。

心桜姫はひとりだけピアノ線で捕獲できましたよ。

心桜姫♪
「なんで戦ってるの?」

敵兵!
「ノイエ氏が新たな国王になれば。」
「貧富の差を解決できる!」

心桜姫♪
「ひとは平等じゃないよ。」
「チャンスがあるのに何もせず。」
「貧困に困り続けるのなら。」
「それを選んだってことじゃない?」

敵兵!
「選んでない!」
「選ぶチャンスも無かった!」

心桜姫♪
「本当はチャンスっていくらでもあるんだよ?」

敵兵!
「御託を!」
「我々の理想とする世は。」
「チャンスが無くても貧困者を救済するのだ!」

みおちゃん♪
「敵と話してもいいことないよ?」

敵兵がナイフで抵抗しようとしたので。

ちゃんみおが敵を切り捨てました。

心桜姫♪
「敵の考えを聞いてみたかった。」

るるちゃん♪
「敵さんいっぱい倒れてるよ☆」

るるちゃん。

片っ端から。

敵兵の財布を抜き取っています!

るるちゃん♪
「お金〜♪」
「なんかいい武器ないかな?」

根こそぎ強奪したあと。

るるちゃん。

移動を指示しました。

教会の近く。

みるちゃんがこっそり。

みるきー♪
「敵ゲリラのリーダー。」
「一般人に紛れているみたいだよ?」

るるちゃん♪
「お金になるの?」

みおちゃん♪
「討ち取れるものは討ち取りたい!」

心桜姫♪
「また名声上げたいな。」

みるきー♪
「早くしないと取られちゃうよ?」

みおちゃん♪
「小物?」

みるきー♪
「中物。」

みおちゃん♪
「討ち取る意義があるね!」

みるきー♪
「情報は以上。」
「もう一回見物してくる。」

みるちゃん。

双眼鏡を持って時計台に上がっていきました。

走り回って。

ゲリラが市民にリンチされていたり。

M4シャーマン戦車が城門前を固めていたり。

反乱軍ゲリラ部隊は王妃を人質にするのを諦めたとのことで。

議員でもなんでもいいので。

人質にするべく。

役人の家などを襲撃していますが。

国王軍に見つかって逃げ惑っています。

対戦車バズーカを放っても。

M4シャーマン戦車に通用しないので。

ゲリラは疲弊気味です。

心桜姫が強奪した無線機を駆使して。

敵のたまり場を発見しました。

到着した頃には。

攻撃目標を伝えた国王軍兵士が攻撃していて。

倒れている降伏兵士や負傷兵が寝転がっていました。

るるちゃん。

また敵兵からお財布を強奪☆

国王軍処理班がその様子を笑顔で見ています♪

心桜姫が指示しているのが分かってしまい。

無線周波数を変えられてしまいました。

るるちゃん。

バックに戦利品がいっぱい!

みおちゃん♪
「どんなの手に入れたの?」

るるちゃん♪
「ワルサーP38を始めとして。」
「携帯無線機。」
「戦死した敵兵の結婚指輪?がいくつか。」
「敵兵の財布が30個ほど。」

バックがぱんぱん!

心桜姫♪
「周波数変えられちゃったよぉ!」

るるちゃん♪
「ここあちゃんのおかげていっぱいとれた♪」

るるちゃん。

心桜姫のほっぺにキス♪

お礼に心桜ちゃんがるるちゃんに頬ずり。

みおちゃんがふたりに抱き着きます♪

戦闘が終了してきたので。

バレないうちに戦利品をお持ち帰り♪

るるちゃんおうちで。

敵兵のお財布開封♪

ひとつあたり三万円が入っていたので。

にやにやしながら。

笑いが止まらないるるちゃん。

とってもしあわせそう・・。

心桜姫♪
「王様は政策をひとつずつ実行していき。」
「準備を怠らない確実な手段をやる。」
「反乱軍は貧困層から生まれたから。」
「不満を戦いにぶつけたんだね。」

みおちゃん♪
「そうしないと保ってられない。」
「いいんじゃない?」
「どっちが正しいか戦争で決めようよってね♪」

るるちゃんが嬉しさのあまり。

気絶したので。

介抱してあげている心桜姫とちゃんみおです。

心桜姫♪
「わたしもお財布抜き取っておいたよ。」

ちゃんみお♪
「死んじゃった敵兵から指輪強奪しておいた。」
「綺麗よね。」
「るるちゃんがはしゃぐのもあたりまえよね。」

るるちゃんが気絶してのびているので。

ふたりで優しくベッドに入れて。

さんにんでお昼寝でした♪