桜飴。
顧問練磨中のももちゃんは今日も街を散策してます♪
公園のベンチで誰かがうつむいてます?
ももちゃん♪
「どーしったの〜?」
お金持ちふうな人♪
「みんな遠征に行っちゃって置いてけぼり・・。」
ももちゃん♪
「遠征?」
お金持ちふうな人♪
「お楽しみをみんなじめするなんてひどい。」
ももちゃん♪
「どこかへ試合をしに行ったのかな〜?」
お金持ちふうな人♪
「命をかけたお楽しみ、試合じゃないけれど・・・。」
ももちゃん♪
「あーそれわかる、手柄欲しいよね男の人も。」
「自分の功績は証明になるからねー。」
お金持ちふうな人♪
「この辺りじゃ強いのあんまいないし、さみしい・・・。」
ももちゃん♪
「なんか男の人らしさがある人だなー。」
「なんか気に入ったぞ?」
お金持ちふうな人♪
「キミ、めちゃくちゃ強いの教えてよ。」
「勝てそうもないのがいいよね。」
ももちゃん♪
「んー?そんなのいないぞ?」
「わたしの見聞が狭くてお役に立てそうもない。」
お金持ちふうな人♪
「さっきいつもどおり道を見ていたら。」
「スポーツ関連のスマート・トラックが多かった。」
「スポーツが爆発流行してるんだよ。」
「だったらスポーツ関連で強い奴知らない?。」
ももちゃん♪
「アスピーデ地区のマラドーナさんくらいかな?」
「ワールドカップ出場経験あるんだって。」
お金持ちふうな人♪
「ドリブルしてくる人だよね?」
「切り返した方向にショルダーチャージすると簡単に吹っ飛ぶから。」
「ぜんぜん物足りないよ。」
「あの60倍くらい強いの教えて・・・。」
ももちゃん♪
「そうするとネタ切れです。」
「ごめんね♪」
お金持ちふうな人♪
「が〜ん!?」
ももちゃん♪
「なんかおもしろい人♪」
「なぐさめてあげよう♪」
ももちゃんはその人の隣に密着して座って。
寄りかかってよしよししてあげた。
お金持ちふうな人♪
「癒してくれるなんて、女の子らしい方。」
ももちゃん♪
「癒しはどんな女の子でもできるよ〜♪」
「でも、わたしは心地よいでしょ?」
お金持ちふうな人♪
「女の子らしい方でなにより。」
ももちゃん♪
「癒桜の術、心も癒してあげる☆」
お金持ちふうな人♪
「ありがたい女の人だ・・。」
姫麗ちゃんが誰かをお探しに通ったよ♪
いつものスイスの民族衣装です。
姫麗ちゃん♪
「えぇ!?」
ももちゃん♪
「んー?姫麗ちゃんどうしたのー?」
姫麗ちゃん♪
「おうさまー、1人でどっか行かないでいただける?」
お金持ちふうな人♪
「だったら同伴して欲しいよ姫麗さん。」
姫麗ちゃん♪
「おうさまの道楽にいちいち巻き込まれてたまるもんですか。」
「せめてひとりはやめてくださる?」
「騎士の人を連れてきました、近くにいさせてあげて。」
お金持ちふうな人♪
「プチひとり旅はおしまいですか、しかたがないよね。」
ナイチンゲール♪
「側近の私を置いてくのは少々苦いのです。」
お金持ちふうな人♪
「このアメを舐めて甘くなればいいと思うよ。」
ナイチンゲール♪
「甘苦になるのでは?」
お金持ちふうな人♪
「苦いよりはマシだと思うよ?」
ナイチンゲール♪
「ではいただきます、苦いままはイヤでマシになりとうございます。」
ももちゃん♪
「おうさまー?」
「それはすごいねー。」
姫麗ちゃん♪
「代理の方が宮廷にいらしてますけれど。」
「別行動ですか?」
お金持ちふうな人♪
「民の目線でものを見たかったのかも。」
姫麗ちゃん♪
「ご冗談を、では道楽の続きを。」
お金持ちふうな人♪
「姫麗ちゃんありがとう、愉しむ仲間が増えたよ。」
ももちゃん♪
「こんなふうなんだー。」
「こんかいはろっこくらいの勉強。」
お金持ちふうな人♪
「ももちゃんにはお礼にドーナツ無料引換券あげるよ。」
「楽しんできてねー。」
ももちゃん♪
「わーありがとー!」
お金持ちふうな人♪
「ちょちょちょょょょ!?」
「キミへのお礼なんだよ!?なんで感謝言うの?」
「失礼だよぉぉぉ?」
ももちゃん♪
「あーやっちゃった!?」
お金持ちふうな人♪
「同じ失敗をするのは失敗を認めてないし。」
「それをタダで終わらせてるから。」
「つまりは負け続き。」
「こうなっちゃダメだから。」
ももちゃん♪
「身に着けます!!」
お金持ちふうな人♪
「この授業料もお礼に含まれてるよ。」
「ドーナツお楽しみに。」
ももちゃん♪
「はーい!!」
手をふりながら別れたももちゃん。
ドーナツ屋に直行!
ももちゃん♪
「ん?ところでなんでわたしの名前知ってたの?」
「ってこれ限定高級ドーナツ!?」
「クライネ動物園の招待券まで同封されてるよー!」
「あそこ九官鳥やインコ、シマリス、ネコって規模がすごいから。」
「わーいいねー!?」
ドーナツを購入してベンチで食べてます♪
姫麗ちゃんがやってきて隣に座って。
3個のうち1個をわけてあげました。
姫麗ちゃん♪
「平和な戦争っておもしろいわよね。」
ももちゃん♪
「うん、本物の戦争はああなの?」
「死んじゃうこと以外にあるの?」
姫麗ちゃん♪
「質問はひとつずつするもの。」
「1つめは地形くらいは変わるし都市くらい廃墟にはなります。」
「2つめは兵士は使命でやってるので、死ぬことくらいは認めてます。」
「戦争で時代を造り、日々も日常も創り。」
「それが人として基本となって身につかせることは大切なのよ。」
「言葉すら必要なくなるほどあたりまえになるのが人らしさ。」
ももちゃん♪
「あーそっかー。」
「だから内緒で激しくやってるんだね。」
姫麗ちゃん♪
「妹ちゃん、子供を卒業したのかな?」
「子供騙しを乗り越えてくるなんて。」
ももちゃん♪
「近頃はなにでやってるの?」
「むかしはいろいろ決めるためにやってたよね。」
「そのほうが完全無欠な方法だから。」
姫麗ちゃん♪
「世界政府の連中がやっぱりとうとう裏切って。」
「各国と戦争状態だったら?」
ももちゃん♪
「それでいいと思うよ。」
「基本がないうちは怠慢に陥って堕落するだけ。」
「前いた過去の世界は堕落と怠慢しかなくて絶望が全員を家畜化してたから。」
「堕落破壊は道理。」
「手伝ってあげたいくらい。」
姫麗ちゃん♪
「直の戦闘は軍隊さんに譲るけれど。」
「わたしたちもともに戦ってるのよ。」
「わたしはこんな魔石を造ってるわ。」
姫麗ちゃんは宝石?の指輪をかざして。
勢いよく地面に向けた。
火花が散って地面が少し焼けた!?
左手の指輪からは電気がはとばしった!?
ももちゃん♪
「義姉ちゃんそれ作れるんだ!?」
「わたし無理だった!?」
「静電気くらいしか出ないから!?」
姫麗ちゃん♪
「燃え続ける石の太陽エネルギーを常時放出しながら。」
「好きなときに凝縮してぶつける。」
「電気は出すとき周囲からエネルギー原を吸収して使用するのよ。」
ももちゃん♪
「神術のひとつ、創造の奇跡!?」
「さすが義姉ちゃん!」
「貴族の女の子はレベルが違うよ・・!」
姫麗ちゃん♪
「はー?」
「小桜だって貴族よ?」
ももちゃん♪
「へ?」
「そーなの?」
姫麗ちゃん♪
「あれれ?自分とこの大屋に行ったことないの?」
「もったいない。」
ももちゃん♪
「あれれ?」
姫麗ちゃん♪
「妃翠さんがいまの当主よ?」
「会ったでしょ?」
ももちゃん♪
「次に帰ったらプロポーズします!!」
姫麗ちゃん♪
「ドーナツついでに遊んどく?」
「姉妹で?」
「その何気に隠し持つ招待券は3枚あるでしょ?」
ももちゃん♪
「うーん!?」
姫麗ちゃん♪
「咲桜なら後ろにいるわよ。」
「くすぐられないように気をつけなさいな。」
ももちゃん♪
「えー。」
姫麗ちゃん♪
「では行きましょ。」
ももちゃん♪
「いないなー?」
歩き出してしばらく、路地から飛び出てきた。
咲桜姫にももちゃんは強姦されました!!
ももちゃん♪
「ひゃー!?セクハラー!?」
咲桜ちゃん♪
「待ってー!」
「捕まえたらいいことしてあげるから。」
ももちゃん♪
「いやよーこんなところでー!」
咲桜ちゃん♪
「わかった!捕まえたらいいところまで連れてって。」
「いじくってあげる。」
ももちゃん♪
「場所の問題じゃないよー!」
でも、ももちゃんをいきなり見失った咲桜姫。
咲桜ちゃん♪
「どこかなー?」
後ろからももちゃん!
咲桜姫のミニスカートをスカートめくり☆
咲桜ちゃん♪
「きゃあ!?」
ももちゃん♪
「見られちゃうよ〜?」
咲桜ちゃん♪
「ももちゃんのえっち!!」
でもね、ももちゃん。
だんだんと体が引っかかって。
よろけちゃった・・・?
ももちゃん♪
「あれれ〜?」
咲桜ちゃん♪
「ウェスパーウィップ。」
手をわしゃわしゃしながら咲桜ちゃん☆
かわいい悲鳴が花壇のあるちょっとした公園に響きましたとさ〜☆
平和じゃないよ!真面目に遊んでます☆
注釈壱。
この国の方針は「孫子兵法書」と同じく「反戦論」であって。
その上で軍事力が強く。
戦上手。
教育の過程で最初に教えられるものの。
解釈を間違える子供がいたりして。
苦悩しているようだ。
「子供騙し」と言ったのは。
その解釈を間違えている影響。
注釈弐。
この世界の住人は哲学的な傾向にあり。
独自の見識を持っている。
全員が自分の見識を持っているため。
だれが正しいとは議論されない。
むしろ違いを認め合う大切さが説かれており。
道理にかなっていることも重要である。