アイネ・クライネ。
うめ市から北方にある緑林地帯。
大、中小の川が流れ。
それに調和した自然公園が行けばありまくる綺麗な都市。
アイネ・クライネ。
生粋の大都市の丘へは、大きな宮廷が構え。
見るものすべてを惹きつける魅力満載!
ももちゃん♪
「人がいっぱいいる〜☆」
ひとりの男性が話しかけてくる。
男の人?
「へーい!かわいい娘ちゃん!お茶しない?」
ももちゃん♪
「桜茶ならいいよ?」
「ってナンパ?」
男の人?
「いいじゃん、どう?」
横から男の人。
ももちゃんとの会話に割り込む。
男の人?
「おい、その娘は俺が!」
横からの男性?
「あー?お前みたいなひょろいのがな。」
「女の子と接する資格は認めないんだよ。」
男の人?
「んぐっ!?」
男の人?が動き出そうとすると。
足を引っかけ合いになる。
男の人?
「このっ!?やるかー!?」
横からの男性?
「望むところだ!!」
男の人?
「デュエルスタート!!」
横からの男性?
「貴様が先攻だバカヤロー!!」
男の人?
「モンスターを1体紹介するぜ!!」
横からの男性?
「受け狙ってんじゃねぇ!!」
ももちゃんの後ろから、腰に剣を持った騎士が男性達に向かっていく。
苺姫ちゃん☆
「またやってる。」
「騒動にしたら、いつものようにボコすからね?」
やじうま観客達!?
「いいね!路上カードゲーム対決。」
「ナンパユナイテッドの奴と、もうひとつは?」
激しくカードバトル?中の男性2人。
苺姫ちゃん☆
「あなたももちゃんね〜。」
「わたしがべりーあちゃんです☆」
ももちゃん♪
「ももなんです、案内よろしくです。」
そこに謎の覆面3人組が登場!
覆面いち♪
「覆面いち!」
覆面A♪
「覆面A!」
覆面?
「覆面・・・・!?」
覆面いち♪
「さー御嬢さん、あり金ぜんぶ置いて行ってもらおうか?」
ももちゃん♪
「またへんなひと!?」
妨げられし覆面?
「おい!Aとか言ったお前!」
「Aは俺だ!」
覆面A♪
「なに言ってんだ!Aは俺と相場が決まってるんだよ!」
妨げられし覆面?
「お前はBだ!」
「俺は覆面A!」
覆面A♪
「このやろー!!俺はAだ!」
2人は激しく取っ組み合い!?
覆面いち♪
「おい・・・やめんか!?」
「ぐおっ!?」
3人は同士討ちで全滅!!
べりーあちゃんはくすくす笑ってる♪
ももちゃん♪
「えええ?なにこれ?」
苺姫ちゃん☆
「アイネ・クライネ名物、道化芝居♪」
「そこらへんで仕掛けてくるから気をつけてね♪」
ももちゃん♪
「そーだった!名物と言えばクレープあったっけ♪」
苺姫ちゃん☆
「後で宮廷にいらしてね♪」
ももちゃん♪
「もちろん!」
ももちゃんは駆け足で街の中心へ♪
そのうち散策中に路地に入ってしまったん〜♪
中世風の路地。
ももちゃん♪
「なにか、内容がある路地だなぁ。」
発砲音!?
ももちゃん♪
「えー?」
軍服を着た部隊が、覆面の部隊と銃激戦!?
士官!
「敵の狙いはそのかわいい女の子だ!死守せよ!」
兵士!
「くそっ!こんな時にお茶もしてもらえないとは!?」
ももちゃん♪
「ぶー!?」
窓から見ていた市民が降りてきて。
補給兵士のリュックへチップを入れちゃう!
結局覆面が敗走!
ももちゃん♪
「あのお店に入ろうかな〜♪」
小さなカフェの前に男性。
ドアを開けようとしたら。
出てきた人に吹っ飛ばされ、異様に遠くへ激しく吹っ飛ぶ!
ももちゃん♪
「ここの街おもしろーい!!」
しばらく行くと公園に出た。
グラウンドを備えていて、サッカーがプレイされていたが、少しおかしい?
実況!
「おお!マンチーニ君のごういんなドリブル!」
「アレクセイ君吹っ飛ばされた!」
「マンチーニ君のブースターシュート!」
うまそうな選手はグラウンダーのパスを通したかと思ったら・・・!?
つぎつぎに選手がピンボールみたいにボールを加速させ。
オーバーヘッドで決めちゃう7番の選手!
拍手喝采!ビデオで撮っている人も!
ももちゃん♪
「やばいよ!わたし魅力にハマっちゃった!」
後ろからきた女の子12〜22歳の集団9人に絡まれる?
女の子♪
「この娘かわいい!ゴスロリじゃん!」
女の娘♪
「ほっぺも好き!美少女ちゃん!いらっしゃい♪」
ももちゃん♪
「あうっ!?」
そのままお茶に巻き込まれちゃったももちゃん!
いろいろしゃべって。
やっとことで脱出したけれど。
まだお店でしゃべる6人にレジは素通りさせられたももちゃんです。
苺姫ちゃん☆
「お姫様〜♪こちら♪」
べりーあちゃんが馬車でお出迎え?
そのまま宮廷へ拉致されちゃう?
ももちゃん♪
「えー?」
そのままうとうとするももちゃんです。
ももちゃん♪
「ここは?」
苺姫ちゃん☆
「目が覚めた?急にいなくなったからお母さん心配しちゃった♪」
ももちゃん♪
「あなた違う・・。」
苺姫ちゃん☆
「もう!お姉さんの言うことは聞きなさい!」
ももちゃん♪
「お母さんの次はお姉さんですか。」
「おつぎは妹で行きますか?」
苺姫ちゃん☆
「こーら!いつまでも寝てると遅刻しちゃうゾ?」
ももちゃん♪
「彼氏プレイって・・わたしもうダメ・・。」
ももちゃん、目がバツで力尽きる・・・。
目が再び覚めると、横にべりーあちゃん。
ベッドで添い寝されちゃってた。
ももちゃん♪
「あったかい・・。」
しばらくあっためられると、宮廷を案内されていく。
ももちゃんはべりーあちゃんにくっつかせられながら♪
通り過ぎる人はぜんいん。
「あの女の子かわいい!抱きしめられて親子みたい♪」
みんなときめく魅力満載☆
抜群にモテちゃう。
お偉いさんの部屋?に到着。
ソファーに通されて。
みみちゃんとお初♪
深美ちゃん♪
「あなたが小桜ももちゃんね♪」
ももちゃん♪
「むろん。」
深美ちゃん♪
「見ればわかると?」
ももちゃん♪
「愚問。」
深美ちゃん♪
「なにも言わなくてもよろしいと?」
ももちゃん♪
「ちんもく。」
深美ちゃん♪
「では、紹介するには名乗りましょう?」
「はい。」
「いいえ?」
ももちゃん♪
「3つめの選択肢になります。」
深美ちゃん♪
「3つだけでいいの?」
ももちゃん♪
「読めないでしょ?」
深美ちゃん♪
「はい、読めないわよ、人の心が読めるなんて言ったら。」
「頭がおかしいもの。」
ももちゃん♪
「では、あなたは誰ですか?」
深美ちゃん♪
「愚直すぎて返答に苦しみます。」
ももちゃん♪
「答えるか答えないかで言いますと?」
深美ちゃん♪
「その以前に、結果が出ておりますが?」
ももちゃん♪
「その結果は必然、ならば賢いので?」
深美ちゃん♪
「賢い?中途半端な賢者は危険ですわよ。」
ももちゃん♪
「知性ってわかりませんよね。」
深美ちゃん♪
「存在しないことをわかろうとしても、愚者哲学と化しますよね。」
ももちゃん♪
「理屈なのですか?」
深美ちゃん♪
「考えれば、その瞬間勘違いを起こします。」
「最後はキチガイで発狂、むかしの男の典型。」
ももちゃん♪
「賢いってなあに?」
深美ちゃん♪
「理解力のことですわよ。」
「男性は、なぜか知性が力だと錯覚して夢想家へ。」
ももちゃん♪
「ほんと夢みたい!」
深美ちゃん♪
「お茶はどれがお好き?」
ももちゃん♪
「これが飲みたいのです♪持参!」
深美ちゃん♪
「そのブレンダーチョイスより、アールグレイの備品が多いわ。」
「けっきょくはあなたアールグレイが好きなのね。」
ももちゃん♪
「いつも触れているものがその人の大好きなもの!?」
深美ちゃん♪
「意外にも気づかないものね♪」
ももちゃん♪
「あなたの美人さにも、いまさっきまで気づかなかったのです。」
深美ちゃん♪
「美人という自覚がありますから、ドレスが私服です♪」
ももちゃん♪
「持久力で負けてきました。」
深美ちゃん♪
「そこから勝負は初まるのですよ?」
ももちゃん♪
「降伏したいのです。」
深美ちゃん♪
「では、戦勝として、ひなたぼっこにおつきあいくださる?」
3人で大笑い♪
くすくす笑い続けて、笑顔でいっぱい♪
3人で廊下を歩き、昼食を一緒に?
冷蔵庫に人影?
目撃者苺姫ちゃんぷんぷん!!
苺姫ちゃん☆
「こら、衛兵なにやってる!」
「たぶんわたしのプリンやられたぞ?」
「そういえば、秘蔵のタルト食べたの誰?」
冷蔵庫からプリンを持って逃走中のメイドさんを捕まえた!
寧々ちゃん☆
「それははなしかけた時点でもうわかってるのでは〜?」
「おにごっこ?」
苺姫ちゃん☆
「えぇぇぇぇぇぇー!!」
「消費期限切れて、劣化ひどいのにぃぃ!?」
寧々ちゃん☆
「や〜ん!!」
苺姫ちゃん☆
「確信犯でしたね。」
寧々ちゃん☆
「ごちそうさまでした。」
苺姫ちゃん☆
「いちについて。」
寧々ちゃん☆
「よーい、どん。」
ももちゃん♪
「道楽好っきな〜アイネさん♪」
笑いの吹き出しを上品に口で添えて笑うみみちゃん♪
看護師さんが通りかかる。
ナイチンゲール☆
「王様がおかえりになりますから、耳に入れて♪」
深美ちゃん♪
「おいでももちゃん♪」
大きな廊下に、おともを30人も連れて王様がご帰宅。
王様の姿は威厳と偉大さに満ちていて。
見ただけで圧倒されてしまう!
底知れぬ勇気と優しさのその姿。
だけれども、服のセンスが女心をくすぐる。
馴染みを覚えたももちゃん。
なんと!王様は10人もいた!!
と思ったら王様はひとりでした。
補佐と親戚で固めているだけで。
10人に見えてしまいました。
第一の補佐。
「盛大な歓迎をありがとう。」
第二の補佐。
「でも。」
「質素がいいと思うなあ。」
補佐達はいろいろ説得しながら通り過ぎたのねん。
ももちゃん♪
「王様ってなにやってるの?」
苺姫ちゃん☆
「王様が先導して戦い、わたし達が確立するの。」
「おたがいに欠けることができないから。」
「宮廷の人は、ほとんど女性なのよ♪」
深美ちゃん♪
「うっふ♪男性よりも女性の方が有能ですから。」
「重要な役割ほど、女性が多いですよ♪」
それから書斎へ案内され。
書類を少し目を通し。
深美ちゃんとべりーあちゃんと。
お別れの帰宅♪
深美ちゃん♪
「つぎはたんぽぽ茶がいいかしら?」
「毎回歓迎するわよ♪」
苺姫ちゃん☆
「いつでも添い寝しようね♪」
ももちゃん♪
「わ〜ん大好き!」
3人でハイタッチ!
バスターミナルに行く途中の6輪馬車、動力は水素の電気!
ヘリポートにスターシップが着陸?
いたるところに着陸地点があるみたい。
簡易的な空港もあったよ。
ターミナル内にて。
いい香りが・・・。
姫麗ちゃんと咲桜姫〜♪
貴族の女の子と一緒に♪
みんなに取り囲まれてかわいがられてもみくちゃ!!
ももちゃんあの姿たまらなくて気絶みたいになっちゃった!
なんとかバスに搭乗して席でうたた寝・・・。
目覚めたら隣の席に真奈美先生・・!?
真奈美先生☆
「あら〜?うめ市へ同伴なんて奇遇ね♪」
「いろいろしてあげる?」
ももちゃん♪
「今度は誘拐ー!?もうダメ・・・。」
後ろの席にいるうさちゃんとそらちゃんが。
盗撮を開始、メグちゃんはももちゃんにセクハラをはじめてしまい。
罰として真奈美先生にくすぐられちゃった♪
帰りのバスのスターロードの中で。
しあわせに眠るももちゃんでしたっ♪
最高位が「国王」
直轄で「元老院」(ローマ帝国・ローマ共和政と同じく)
合併した国々の元王族がすべて所属している。
リーダーとなった王国の働きかけで。
平和的に合併が成されている。
多数の小国を融合した国家。
元王族は独自の権利が認められていたり。
同盟国をいくつか持つ。
周辺に対抗できる国々が存在しないため。(敵が連合軍になれば戦争可能)
現時代の最強国家である。
「宇宙ちゃん」が加入しているのは元老院。
「うさちゃん」と競うものの。
女性の人材確保を急いでいる面接官に後回しにされてしまい。
事実上敗北した形となった。
それ以降。
火花を散らす。
観光業が盛んで。
「フリースタイル」というお小遣い稼ぎの職業が多く。
観光客の付き添いで廻ったら。
けっこうチップが貰えたり。
路上パフォーマンスが公に開かれている。
文化大国でもある。
自由人も少数存在しており。
彼らは自分の趣味を魅せるので。
大半はエンターテイメントや創作活動をしているものの。
公的な場の管理官になる場合もある。
市民の意見をまとめる係をする場合があり。
政治と市民の結びつきは「運命共同体」
自然法の延長である「ローマ法」が絶対者で。
最初から男女連携が理念。
至る所に「これはカップルなのでは?」という男女で溢れているが。
半分くらいは「カップルではなく親友」なので注意が必要。
汎神論が普遍的な信仰である世界。
苺姫(べりーあ)は情報収集係を務めており。
けっこう自由な分。
けっこう時間を持て余すので。
警備員や市民との交流も含めて。
首都に異常が無いかとか。
具合の良さを見て回っている。
国民全体が建国神話で築かれた有神論。
そのため。
女性騎士は珍しくはない。