special。


花美お姉さんの家に遊びに行きました☆

桃花ちゃん♪
「お姉ちゃんいる?」

お返事がありません。

桃花ちゃん♪
「玄関の機構複雑過ぎてうっかりピッキングしちゃったけど。」
「オブジェクトを装着しないと開かないなんて凄いね。」

桃花ちゃんがメモしてます☆

寝室のほうへ移動すると花美お姉さんが熟睡してました☆

桃花ちゃん♪
「あー寝てるかわいい。」
「いい匂いもする。」

桃花ちゃんお姉さんのベットへ侵入!

桃花ちゃん♪
「桃花のファーストキスのお相手はお姉ちゃん。」
「いつかのように?」

熟睡しているお姉さんの唇に。
桃花ちゃんがキス・・・。

花美お姉さん♪
「ん・・・んん!?」

桃花ちゃん♪
「抱きしめちゃおう。」
「動けないように絡めてそっと・・」

花美お姉さん♪
「いや・・ひゃあ!?」

桃花ちゃん♪
「起きた所でやめないゾ?」

もう1回桃花ちゃんがお姉さんにキス・・・。

花美お姉さん♪
「わたしもうダメ・・・。」

桃花ちゃん♪
「えっちなことしちゃおうかな?」

花美お姉さん♪
「ひゃああ!?」

桃花ちゃん♪
「いい抱き心地・・・。」

花美お姉さん♪
「たまらない・・・。」

お姉さんが桃花ちゃんの口元にふーっと・・・。

桃花ちゃん♪
「あっ!」

お姉さんがすかさず逆襲キス♪

花美お姉さん♪
「一緒に寝て・・妹ちゃん。」

桃花ちゃん♪
「おやすみ。」

花美お姉さん♪
「しあわせ。」

姉妹で熟睡です♪




桃花です♪
「こんにちは♪」

気品溢れる美青年が桃花ちゃんに正面ズレて近寄り。

桃花ちゃんの横で方向転換のち。

膝を落として桃花ちゃんの左手をとって。

手を添えました♪

アルシオン皇子ですよ♪
「只今参上でございます。」

桃花ちゃんは礼を込めて手を軽く握って。

少し皇子の手を持ち上げ。

そのまま。

桃花ちゃんはロングドレスをなびかせて。

一回転してドレスをつまんでごきげんようのポーズ♪

皇子は方向を手で伝えると。

皇子がやや前に位置取って先導していきます☆

賑やかな中心街に来ました♪

桃花です♪
「久しぶりにゲームセンター行きます?」

アルシオン皇子ですよ♪
「対戦ですね?」
「今回もはしたない戦いはしませんよ。」

桃花です♪
「また勝っちゃいますよ?」

アルシオン皇子ですよ♪
「それは戦うまでわかりませんね。」
「たった3回勝ってそのあと全部負けたらどうします?」

桃花です♪
「だってここからが初めでしょ?」

アルシオン皇子ですよ♪
「もちろん。」
「勝負もいよいよ楽しくなってきましたね。」

劇場の前を通りかかりました。

桃花です♪
「あれれ?そこで客引き宣伝をする貧乏クジはレオン君かな?」

レオン君♪
「いいやクジは大たりだよ。」
「やりたくて志願したんだから。」

桃花です♪
「ふふっ♪負け惜しみ?」

レオン君♪
「負け惜しみだとして負け惜しみで終わったらザコだよね。」
「僕はそうじゃない。」

皇子は横を向いて離れた所で後ろで腕を組んでます。

桃花です♪
「ではわたしが手渡したレオン劇場の具合はどうかな?」

レオン君♪
「お客さんに受け過ぎだよ。」
「オーストリア劇場の方ではそれ目当てでくるお客さんもいっぱい。」
「ところでキザなキャラクターが女の子におもしろがられる物語はなんだい?」

桃花です♪
「いつかの少年をモチーフにしました。」

レオン君♪
「誰のことだろう。」

桃花です♪
「さあ?」

くすくす笑ってます♪

レオン君♪
「女の子の愉しみを邪魔するような愚かさは僕にはない。」

桃花です♪
「ごきげんよう♪」

しばらく歩いて。

アルシオン皇子ですよ♪
「穴場の高級料理店でもいかがですか?」

桃花です♪
「外装だけ立派だったらイヤよ。」

アルシオン皇子ですよ♪
「私のお手並み拝見でどうでしょう?」

桃花です♪
「いいですね。」
「その前にバザルト地区でおこなわれている。」
「道化地区祭典が見たいです。」

アルシオン皇子ですよ♪
「こちらです。」

バザルト地区。

橋を渡って早々。

とうもろこし売りに出くわしました。

老婆。
「トウモロコシはいるかね?」

桃花です♪
「間に合ってます。」

老婆。
「ただのトウモロコシではないぞ?」

桃花です♪
「なにか特別なことでも?」

老婆。
「わしが育てたトウモロコシじゃ。」

桃花です♪
「普通だと思いますが。」

老婆。
「わしが育てたトウモロコシが普通?」
「わしが育てたトウモロコシだから普通ではない!」

桃花です♪
「いえ・・・どう見ても市販のトウモロコシです・・。」

老婆。
「トウモロコシの髭が市販より3本多い!」
「粒が5パーセント大きい!普通ではなかろう!」

桃花です♪
「同じトウモロコシでもそれぞれ違う、だけですが・・。」

老婆。
「だったらこちらのトウモロコシは身が光っていてもはやモロコシではない!」

アルシオン皇子ですよ♪
「人それぞれは独立している、という意味でしょうか?」

老婆。
「そうだね、人だけで大雑把に片付ける愚かな奴が嫌いなのさ。」
「人以外に名称は自分でつけられるだろうに、え?」

アルシオン皇子ですよ♪
「ほとんど正論ですよ、ただ発言に無駄な文面があるような・・。」

老婆。
「あんさんわかるねぇ、わたしゃわかりやすく言うのは苦手でね。」

そのまんまどっか行っちゃう老婆です。

桃花です♪
「個性への探求ですね。」

アルシオン皇子ですよ♪
「あの老婆の哲学は大半が完成しているような。」

路上でシート敷いて寝ころぶ変な人発見。

男性。
「ん?乞食ごっこは見せもんじゃねぇぞ。」

桃花です♪
「あれ見せるためにああやってるんですよね。」

アルシオン皇子ですよ♪
「真顔で冗談かますのが手練れですよね。」

べりーあちゃんが不機嫌に歩いてました。

目の前の看板には「この看板の先通行禁止!」

ベりーあちゃんは看板を蹴っ飛ばして通行しました。

桃花です♪
「看板の先通行禁止だから看板の方向をなんとかすればいいんですよねぇ。」

タルを転がして攻撃している男性グループ。

加害者と被害者にわかれてゲームやってます。

公園ではドッジボールの攻撃を警棒で打ち返して遊んでいるグループ。

桃花です♪
「皇子が参戦するそうですよ。」

アルシオン皇子ですよ♪
「いざ勝負!」
「お昼にストラット料理店へ。」

桃花です♪
「これはいい道楽、わたし観戦しますね。」

公園のグループとカッコよく遊ぶ皇子。

桃花ちゃんがかわいい女の子に後ろから抱き着かれた☆

桃花です♪
「やーん!!」

咲桜姫♪
「桃花ちゃん♪」
「あ・そ・ぼ♪」

桃花です♪
「ジウさんとリベリオさん対皇子ですよん。」

咲桜姫♪
「ソードマンズチャレンジ?」
「警棒で弾撃ち落として斬る側とバズーカ側とで対戦するあの有名な?」
「すごーい!」

きらきらした目で観戦する咲桜姫♪

桃花ちゃんと咲桜姫で手を繋いで夢中です☆

2人で感動してたらすぷらっしゅ。

そのまんまはしゃいで。

走り回って。

いつの間にかベンチで仲良くお昼寝。

姫麗ちゃんに発見されて写真を撮られて。

咲桜ちゃんの密着するとあまりに気持ちがいい。

あの不思議な感触に包まれたわたしのひととき☆



桃花の日記。

咲桜姫。

抱きつかれると猛烈な気持ちよさで。
気絶します。
密着されるとドキドキが止まらず。
同じ女の子でもやられてしまいます。
抱きつかれた男性が本当に気絶した事件もあります。

姫麗ちゃん。

王族の女の子みたいです。
とにかく機嫌が悪く。
男性を殴り飛ばすのはしょっちゅうです。
でも最近はえとわーるちゃんと一緒に遊んでいて。
機嫌がとってもいいです。

べりーあちゃん。

最近アルシオン皇子とコンビを組んでます。
相棒が欲しかったみたいですね。
本当はツンデレですよ。

ミミちゃん。

最近シンデレラダンスして遊んでます。
バレエみたいで華麗なステップ。
いつも市内をガーデニングしてます。
ふりーだむ過ぎて神出鬼没になってます。

メグちゃん。

最近は各所お店の装飾専門になってます。
新しい飾りやオリジナルをもたらす。
ファッションアドバイザーですね。



宇宙(そら)ちゃんが賢者議会で活躍してます☆

うさちゃんはモデルやってます☆

好きにふるまっている所をプロカメラマンが撮影するので。

自然な表情が撮れる方法を編み出して売れっ娘です♪

ふぇっちゃんは現在警察官で巡査ですね。

ウエスタン系ガードマンへの修行として。

臨時お手伝いで編入されてます。

ふぇっちゃんは女子プロサッカークラブに誘われているので。

修行してから入ると言ってました。

あとえとわーるちゃんが王族の末裔だってわかりました。

えとわーるちゃんは切り札として認知されてますね☆

みゅーちゃんは芸術に没頭することがあります。

みゅーちゃんの作品はいつも人気ですね。

ソフィーちゃんは姫麗ちゃんと唯一互角で女の子同士で手を繋いでよく歩いてます。

シンフォニーちゃんの戦闘力はケタ違いで花美お姉ちゃんとわたし2対1でハメようとしても。

反応が速過ぎて勝てません、本気出すともっと強いらしいです。



桃花メモ。

咲桜ちゃんは東洋医学の医者です。

姫麗ちゃんは天下の逸品を作ってますよ。

えとわーるちゃんは音楽家ですね。

みゅーちゃんは王室警備隊の傍ら芸術家やってますよ。

ふぇっちゃんはプロ女子サッカー「レパルス」に入団しました。

メグちゃんはアイドルとデザイナーやってますね。

うさちゃんはモデルさんです。

そらちゃんは議員ですねー。



咲桜(さくら)

姫麗(きらら)

深美(みみ)

花美(はなみ)

苺姫(べりいあ)



コスプレパーティ。

レナート
「ほれほれ殴ってみろ。」

マンチーニ
「ダンボールアーマーだぞー。」

姫麗ちゃん
「なによ?殴られたいわけ?」

マンチーニ
「そうだよ殴ってみろー。」

姫麗ちゃん
「ちょ!バカにしてんの?」

レナート
「どのくらいの威力があるかな?」

マンチーニ
「悔しかったら殴ってみろ。」

姫麗ちゃん
「この!」

マンチーニ
「ぐわぁ!」

レナート
「ぬわっ!」

マンチーニ
「いいパンチだ、もう一回行ってみるか?」

レナート
「ほれほれもう一発!」

マンチーニ
「ぐはっ!」

レナート
「ぎゃあ!」



クライネ新聞。

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美香ちゃん♪
「なんで安全第一のヘルメット被ってるの?」

みゅ〜ちゃん☆
「安全を第一としているからです。」

美香ちゃん♪
「別にそのヘルメットじゃなくていいんじゃない?」

みゅ〜ちゃん☆
「安全第一というスローガンを示すために。」
「もっとも適切で賢明な方法かと思います。」

美香ちゃん♪
「まあよろしいでしょう。」

次の日。

美香ちゃん♪
「なんでうさみみ?」

みゅ〜ちゃん☆
「なんでもりとるみゅーちゃんは被らなくてはいけないそうです。」

美香ちゃん♪
「芸人みたいにバニーでバーでもやるの?」

みゅ〜ちゃん☆
「なんでもバニーにすれば支持されるんですか?」

美香ちゃん♪
「少なくともバカのひとつ覚えが支持されたら終わってるよね。」

みゅ〜ちゃん☆
「次はネコミミをつける必要がありそうです。」

美香ちゃん♪
「そんなつまらないことしておもしろいの?」

みゅ〜ちゃん☆
「敢えてつまらないことをしてみるんです。」

美香ちゃん♪
「はあ・・・。」

後日。

美香ちゃん♪
「なんで水着写真集なんて持ってるの?」

みゅ〜ちゃん☆
「とりあいず水着を出せばウケるらしいです。」

美香ちゃん♪
「そんなに簡単に人気になれるの?」

みゅ〜ちゃん☆
「どうやらとりあいず水着を連打すればちょろいらしいです。」

美香ちゃん♪
「それつまらないでしょ?」

みゅ〜ちゃん☆
「簡単に勝てる退屈さを敢えてやってみるんです。」

美香ちゃん♪
「何考えてるのかな〜?」

みゅ〜ちゃん☆
「なんでもやることをいちいち考える人はいません。」

美香ちゃん♪
「理由は?」

みゅ〜ちゃん☆
「理由は後から倒れそうになりながら必死に追いかけてきます。」

美香ちゃん♪
「軍師のわたしでも行動が読めないわー。」

みゅ〜ちゃん☆
「この消防士の格好がそんなに疑問なのですか?」

美香ちゃん♪
「いいえ、わたしもやってみたいなあって・・。」

次の日。

アイドル服でスターボードに乗りながら。

美声を轟かせるみゅ〜ちゃんでした。



メルヘンな飾りがある地区の通り。

公園と通りがひとつになっています。

うさちゃんがケーキをベンチで食べてます。

完食した直後にそらちゃんが現れました。

うさちゃん☆
「ここで会ったが10日目!」

そらちゃん★
「今日はうさちゃん捕獲日和なのかしら?」

うさちゃん☆
「オナモミ。」

そらちゃん★
「なんで袖につけてるの?」

うさちゃん☆
「兵装ステーション。」

そらちゃん★
「戦闘機じゃないんだし・・・。」
「わっと!!」

うさちゃん☆
「フレグランス・バースト!」

そらちゃん★
「魅惑の香水・・・。」
「よく一緒に自爆したわよね・・・。」

うさちゃん☆
「効かないの?」

そらちゃん★
「見ればわかると思う。」

うさちゃん☆
「この煙弾に着火します。」

そらちゃん★
「見え透いた攻撃ね。」

うさちゃん☆
「まってー!そらちゃん!」

火が着いた煙爆弾を持ちながらうさちゃん特攻!

そらちゃん★
「えええぇぇ!?」

うさちゃん☆
「待って!爆発に巻き込んであげるから!」

そらちゃん★
「いやよ!」

うさちゃん☆
「うさを好き放題するオマケつきだよ?」

そらちゃん★
「だとしても吹っ飛ぶ結末と釣り合ってない!」

そらちゃんのほうが圧倒的に足が速くて。

頑張ったのに追いつけませんでした。

爆弾を放棄して残念がるうさちゃん。

メグちゃんが角から覗いてました♪

でもうさちゃん気づかないフリして。

ポケットボマーを5つ作動させてます。

起動完了。

煙爆弾で。

衝撃波はかなり強い。

殺傷能力は皆無。

このようなお遊び非殺傷アイテムは普通に使われている。

煙爆弾がカウント開始。

メグちゃんが奇襲攻撃です♪

メグちゃん♪
「うさちゃんもふもふですー!」

メグちゃんうさちゃんに抱き着いて弄り回します♪

うさちゃん☆
「ひゃああああああああ〜ん♪」

メグちゃん♪
「くすぐっちゃいますよー!」

うさちゃん☆
「あっ・・・そんなに激しく・・・ああ!」

メグちゃん♪
「嬉しいみたいですねー。」

うさちゃん☆
「うさもうダメ・・・。」

メグちゃん♪
「ではトドメですねー。」

その瞬間。

ポケットボマーが起爆!

うさちゃん☆
「んぎゃっ!?」

メグちゃん♪
「そんなー!」

よろめきながらうさちゃんが逃走します。

うさちゃん☆
「自爆大成功!」

メグちゃん♪
「してやられたですー!」

そらちゃんの位置を先読みしてみました。

そらちゃんはカジュアル通りにいました♪

真ん中が花壇になっている通りにある静かな商店街で。

手作りのアイテムとか。

とにかくいろんな斬新を集めたお店がいっぱいです♪

そらちゃんに先制発見されました。

そらちゃん★
「8方向移動にツインロールの振り袖・・・。」
「ここは先制攻撃のチャンス・・?」

でもソフィーちゃんを見かけて走っていきました。

ソフィーちゃんはデコイ代わりに予備のクッキー小袋3個をうさちゃんに渡して。

逃げました。

うさちゃんも同時に逃げました。

謎の駆け引きです。

そらちゃんはお買い物の後。

お菓子を大量に購入し。

うさちゃん家に訪問。

そらちゃん★
「これ全部あげるわよ。」

うさちゃん☆
「えーいいのー?」

そらちゃん★
「いいのよ。」

うさちゃん☆
「でもうさお菓子のストックいっぱい。」

そらちゃん★
「非常食はないと困るわよ?」

うさちゃん☆
「だよねー?」

しばらく歩いて不敵な微笑み。

そらちゃん★
「お菓子を大量に贈呈してのかわいい苛め♪」
「けっこう効いてるわね♪」
「その調子で困っておしまい♪」

スキップらんらんらん♪
かつてのカップルもいまはライバル!
かわいい勝負でうさちゃんもそらちゃんもご機嫌です♪



桃花ちゃんお引っ越しを検討してます。

翡翠ちゃんのお屋敷に転居しようと考え中。

息抜きにお茶を飲んでいたらレオン君が訪ねてきました。

れおん君♪
「桃花ちゃんはご機嫌いかがかな?」

桃花ちゃん♪
「ご機嫌は絶好調ですよ?」

れおん君♪
「久しぶりに会ったよね。」

桃花ちゃん♪
「結婚してー。」

桃花ちゃんはれおん君に迫った!

れおん君♪
「結婚じゃなくてパートナーの約束だけれど。」

桃花ちゃん♪
「冗談♪」

れおん君♪
「要するに相棒の約束さ。」

桃花ちゃん♪
「わたしのアドバイス役に立ったんだ。」

れおん君♪
「適切過ぎて劇団補佐にまでなったよ。」

桃花ちゃん♪
「劇団長のすぐ下じゃん!」

れおん君♪
「演技指導と立ち回り指導ありがとう。」

桃花ちゃん♪
「わたしもキザな冗談をメール送信ありがとう。」

れおん君♪
「お友達は結婚したの?」

桃花ちゃん♪
「みんな結婚権は破棄しているよー。」
「結婚不可能。」

れおん君♪
「あの美貌が汚されたらと思ってしまった。」

桃花ちゃん♪
「男の人なら誰でも1回は思ってしまうよ。」

れおん君♪
「桃花ちゃんとは結婚ではなくてパートナー。」

桃花ちゃん♪
「連携していきますという提携。」

れおん君♪
「だから同居義務もないし。」

桃花ちゃん♪
「夫婦じゃないからね。」
「夫婦とは違います。」
「正確に言えば同志の宣誓。」

れおん君♪
「僕の次の居場所を伝えておこう。」

桃花ちゃん♪
「それよりイケメンになったね。」

桃花ちゃんはれおん君に飛び掛かって押し倒した!

れおん君♪
「うわお!?」

桃花ちゃん♪
「この眉毛・・・。」
「そしてこの凛々しい鼻・・・。」
「いい目もしてきた・・・。」

れおん君♪
「何かやりたいならどうぞ。」

桃花ちゃん♪
「キスされちゃうよ?」

れおん君♪
「お構いなく。」

桃花ちゃん♪
「やってあげない♪」
「しばらく見つめてあげる♪」

れおん君♪
「綺麗な顔・・。」
「髪も美しい光沢さが出てきて・・・。」
「笑顔もイタズラっぽくて女の子らしい。」

桃花ちゃん♪
「もうちょっと見つめて♪」
「わたしも見つめてあげる♪」

しばらくて桃花ちゃんはレオン君を放しました。

桃花ちゃんはれおん君の手を取って立ち上がるのを手伝ってあげました。

れおん君♪
「暖かくて・・・柔らかくて綺麗な匂い・・・。」

桃花ちゃん顔が真っ赤です。

桃花ちゃん♪
「恥ずかしい感想を言わないの!」

れおん君♪
「ん?引っ越し中?」

桃花ちゃん♪
「本屋にお引っ越しするの。」
「そのうち一時移籍しようかと。」

れおん君♪
「それは素晴らしい!」
「僕も全力で応援するよ!」

桃花ちゃん♪
「ではお互いの居場所を連絡しましょ♪」

れおん君♪
「いろんな手段で分かるようにしよう。」

桃花ちゃんはれおん君のほっぺをつんつん。

れおん君はしゃぎます!

翡翠ちゃんが来ました。

翡翠ちゃん♪
「ああ!不倫だわ!わたしを置いて不倫だわ!」

桃花ちゃん♪
「翡翠ちゃんとは結婚していません!」

れおん君♪
「有名人がこんなところに。」

翡翠ちゃん♪
「桃花ちゃんはわたしのものだからね!」

れおん君♪
「僕のものでも貴方のものでも誰のものでもないよ。」

翡翠ちゃん♪
「誰のものでもないならわたしが頂きます!」

れおん君♪
「なぬっ。」

桃花ちゃん♪
「もう少しで行きますよー。」

翡翠ちゃんが桃花ちゃんに抱き着きました。

キスされそうになったので桃花ちゃん逃げました。

桃花ちゃん♪
「キャー!」

翡翠ちゃん♪
「必ず追いつめるからね!」

追いかけっこが輝く。

不倫日和。

ふたりの友情と。

ひとりの自称奥さんが織りなす。

談合あとの逃走劇かな。



アイネクライネから北部の森林小川地帯に小桜本屋があります☆

ついに訪問しました♪

玄関ホールでメイドさんが手を繋いでお出迎え。

どうやら姉妹のメイドさんみたいです。

桃花ちゃん♪
「こんなに広いの?」

翡翠ちゃん♪
「桃花ちゃん!」

手を繋がれて連れてかれます。

翡翠ちゃん♪
「ここの中央広間で・・・。」

桃花ちゃん♪
「へ?」

翡翠ちゃん♪
「それでは誓いのキスを・・。」

桃花ちゃん♪
「ひゃー!!」

翡翠ちゃん♪
「逃げないでよ。」

桃花ちゃん♪
「逃げちゃダメなの?」

翡翠ちゃん♪
「ダメって言ったら逃げない?」

桃花ちゃん♪
「無論逃げます。」

翡翠ちゃん♪
「お願い!やらせて!」

翡翠ちゃん突撃!
でも桃花ちゃん横のほうにいます?

桃花ちゃん♪
「ここだよ?」

翡翠ちゃん♪
「まってー。」

桃花ちゃん♪
「こっちだって。」

翡翠ちゃん♪
「逃げないでー。」

桃花ちゃん♪
「ふふーこっち・・。」
「ひゃー!!」

後ろから抱きつかれた桃花ちゃん!

翡翠ちゃん♪
「目の前の私はなあに?」

桃花ちゃん♪
「残像ですか?」

翡翠ちゃん♪
「目の錯覚よ?」

桃花ちゃんが爆発!?

桃花ちゃん♪
「ダミーだよー。」

目の前にこっちを向いてる翡翠ちゃん。

翡翠ちゃん♪
「あと一歩!」

桃花ちゃん♪
「えーバレてる?」
「かすった!?」

翡翠ちゃん♪
「見つめたいー!!」

桃花ちゃん♪
「見つめてー!」

桃花ちゃんと翡翠ちゃんが抱き合っちゃった☆

翡翠ちゃん♪
「桃花ちゃんかわいい!」

桃花ちゃん♪
「お姉さん好きー!!」

翡翠ちゃん♪
「なんでわかったの?」

桃花ちゃん♪
「見てたらわかりました。」

翡翠ちゃん♪
「やっぱりー。」

桃花ちゃん♪
「ここで暮らしちゃおうかな。」

翡翠ちゃん♪
「なら結婚式の続きしましょう!」

桃花ちゃん♪
「キスが好きなの?」

翡翠ちゃん♪
「かわいい女の子を見るとつい・・。」

桃花ちゃん♪
「わたしのこと?」
「もう1回だけなら・・いい。」
「ん・・。」

翡翠ちゃん♪
「不思議な感覚?」

桃花ちゃん♪
「女性の感覚がすごいです。」

翡翠ちゃん♪
「あなたは自分ではない感覚によって。」
「何者かを探求した。」
「だから自分のあるべき姿を発見できた。」

桃花ちゃん♪
「わたしはこの星を守る桃花。」

翡翠ちゃん♪
「守る、つまりはこの星とひとつ。」

桃花ちゃん♪
「だからすべてを見通す。」

翡翠ちゃん♪
「私は桃花ちゃんが無垢でいられるようにします☆」

桃花ちゃん♪
「桃花は翡翠ちゃんが好きなので一緒にはしゃぎましょ☆」

翡翠ちゃん♪
「では誓いの・・。」

桃花ちゃん♪
「なんでよー!!」

翡翠ちゃん♪
「待ってー!ケーキあるのにー!」

桃花ちゃん♪
「翡翠ちゃんを避けながら辿り着くゲームですか!?」

翡翠ちゃん♪
「それおもしろいわね。」
「じゃあ採用♪」
「捕まえたら犯します!」

桃花ちゃん♪
「ひゃー!!」

翡翠ちゃんにくっついていた煙爆弾が炸裂。

翡翠ちゃん。
「きゃー!!」
「やってくれるわね!」


広すぎる屋敷内をおにごっこ?です♪
建物が豊富過ぎて超巨大ショッピングモールみたいです・・。

桃花ちゃん♪
「あれ?過去文明の壁画?」
「あの人達シナリオ通りにやらされてたんだ。」
「神が見捨てた文明。」
「破滅の物語が自動的に組まれて。」
「強制的にそうなって。」
「生け贄になった・・・。」
「間違いしかない文明は滅び。」
「正式なルーツを持つ人々によってこの星は正統となった。」
「聖書で書かれているアダムとエバの世?」
「ノアの大洪水?」
「六千年前だっけ?」

花美お姉さん♪
「妹ちゃんがこんなところにー!!」

桃花ちゃん♪
「おかあさーん。」

花美お姉さん♪
「誰がおかあさんよ。」
「ってなにその能力指数。」

桃花ちゃん♪
「過去文明の人々を抹消すれば解決したね。」

花美お姉さん♪
「そうよ、あいつらは正式な人ではないもの。」

桃花ちゃん♪
「ところで追っ手見なかった?」

花美お姉さん♪
「追手?リビングで紅茶飲んでる翡翠さんのこと?」

桃花ちゃん♪
「ずるーい!」

花美お姉さん♪
「わたしもまぜて☆」

味なリビングです☆

翡翠ちゃん♪
「我が家ではケーキが不足しています。」

翡翠ちゃんは隣に座らせたメイドさんの口に。
クッキーを入れてぱくっ!って☆

桃花ちゃん♪
「あなたが食べたからでしょ!!」

花美お姉さん♪
「そうよ、そこの空箱の山!」

3人で消費中のケーキをぱくり!
もう少しで手遅れだったかもです。

本屋屋外の森林地帯。
たくさん流れる小川地帯。
コザクラインコが肩に止まりました♪

桃花ちゃん♪
「うっふ〜♪」
「桃花の居場所見つけたねー。」

笑顔で歌う美少女桃花ちゃん。
無垢に奏でる壮麗な世界!



〜小桜の記録〜

その日。

小桜のお屋敷に。

出産間近の妊婦がふたり来訪しました。

おめでた話に浸っていたところ。

妊婦がこの地で産むと伝えました。

月日は流れ。

陣痛が始まり。

待機していた専門医が対処。

無事赤子が産まれましたが。

タグを準備しておらず。

ふとしたことで赤子を入れ違えてしまいました。

噂によると浮気が発覚して。

乱闘騒ぎになったとか。

お互いに自慢話をしていたら。

同じ場所に赤子を置いてしまい。

お喋りに熱中するあまり。

不明になってしまったとか。

いろいろ諸説あります。

それが発覚したのは桃花10歳のとき。

途中で元に戻すのは負担がかかると判断され。

桃花は一般家庭で育ちました。

この出来事が後に幸いしています。



〜小桜の記録〜

桃ちゃんは最初。

高慢な女の子でしたので。

一般家庭で育つうちにそれが治ってしまいました。

お屋敷で育っていたら。

きっと高慢さが災いをもたらしたでしょう。

まるで末期の王族の婦人みたいに。

高慢に染まって自己の発展が無かったことでしょう。

桃花ちゃんの強運のひとつになりました。



深美ちゃんの執務室に出向きました。

桃花ちゃん♪
「みみちゃん。」
「相談があるんだけど。」

深美ちゃん♪
「あらま、なにかしら?」

桃花ちゃん♪
「生命のゆりかごに一時移籍したいの。」

深美ちゃん♪
「理由はなにかしら♪」

桃花ちゃん♪
「自分の夢が宮廷顧問だったって。」
「わたしやっと気づいたの。」
「でもやってみると実力が充分じゃなくて。」
「実力をつけるために行きたいの。」

深美ちゃん♪
「あらー賛成よ☆」
「推薦状書いてあげましょ。」
「期間は?」

桃花ちゃん♪
「半年ほど。」

深美ちゃん♪
「すごく前向きね♪」
「お友達がゆりかごにいるから。」
「話を通してあげましょう♪」

桃花ちゃん♪
「代理は・・・。」

深美ちゃん♪
「きららちゃんが居るわよ。」
「あの娘、宮廷顧問を一度やってみたいって言ってましたよ。」

桃花ちゃん♪
「ほんとー!?」

深美ちゃん♪
「お友達にひと声かけておいてね♪」
「いってらっしゃい♪」
「応援してるわ♪」

桃花ちゃん♪
「ありがとうございます!」

桃花ちゃん。

笑顔で執務室を後にしました♪



桃花ちゃんが生命のゆりかごへ旅立ちます。

自分の可能性を求めて一時編入の修行です。

生命のゆりかごは遠い異国の地。

幻想的な森林にあります。

その付近には世界ハイレベルな都市がいくつもあり。

小都市群で形成されていて近くには大都市まであります。

深美執務長が推薦状を書いてくれました♪

翡翠ちゃん♪
「わたしも花美ちゃんに任せてそういうとこ行きます♪」

桃花ちゃん♪
「お姉ちゃん次期当主だからねー。」

花美お姉さん♪
「小桜の娘達に教えたいからね。」

翡翠ちゃん♪
「そのあとはミラノ、ああ!いまのうちにサインを!」

花美お姉さん♪
「撮影会?いいわね、もっと撮りましょ☆」


桃花ちゃん♪
「翡翠ちゃんをくすぐっちゃうのだー。」

翡翠ちゃん♪
「ひゃっ!」


桃花ちゃん♪
「この辺りも?」

翡翠ちゃん♪
「きゃーえっち!」


花美お姉さん♪
「捕まえた♪」

翡翠ちゃん♪
「桃花ちゃんも捕まえた。」

桃花ちゃん♪
「わたしだけ逃げられました。」

翡翠ちゃん♪
「いや・・・あっ!」

花美お姉さん♪
「ここがツボですか?」

翡翠ちゃん♪
「あ・・・あ!いや・・・。」
「やん・・・あん・・ああ・・・。」


花美お姉さん♪
「わざと色っぽい声出さない!」

桃花ちゃん♪
「おにごっこだあ。」

花美お姉さん♪
「ほら捕まえた。」
「少し猛烈な事しちゃうよ。」

爆発!


桃花ちゃん♪
「今度のはダミーだよん♪」


花美お姉さん♪
「あれ?さっき放したあと入れ替わっ・・・。」


翡翠ちゃん♪
「押し倒します☆」


花美お姉さん♪
「あっ・ちょ・・・。」

翡翠ちゃん♪
「至近距離で眺めるとめちゃかわいい☆」

桃花ちゃん♪
「桃花もー。」

翡翠ちゃん♪
「やー!」

桃花ちゃん♪
「翡翠ちゃんを至近距離で眺めるのはめちゃいい・・・。」

花美お姉さん♪
「ちゅ。」


桃花ちゃん♪
「ひゃっ!ほっぺ!」

翡翠ちゃん♪
「あらららら〜。」

花美お姉さん♪
「やった!同時に仕留めた!」
「さあどう料理しちゃおうかな〜?」

桃花ちゃん♪
「強姦未遂事件。」

花美お姉さん♪
「ひゃっ!ちょ!やだー!」

そのまま荷物を持って逃走する桃花ちゃん♪

追撃する花美お姉さん♪

花美お姉さん♪
「わたしのほうが速いわよ?」


捕獲?
爆発!

桃花ちゃん♪
「こっちの森林だよ〜♪」

割と遠くに桃花ちゃん。

花美お姉さん♪
「このー♪」

でも見失いました。
紙が落ちてました。
「それもダミーだよん♪」

花美お姉さん♪
「やられたー!」

後ろに翡翠ちゃん。

桃花ちゃん無垢な世界ではしゃぎます☆

END・・・。

ENDが近くでガーデニングしていたメイドさんに拉致されました!

ひゃ〜!

このっこの〜!

あっ・・・ああ!!

ひゃん!

お姫様抱っこ♪

素敵☆

挙式はいつ?

一緒に寝てから♪

や〜ん♪

END・・・。

ENDが巡回中のメイドさんに強奪されました!!

にじいろみゅ〜じっく♪

完。