満開!


桜が満開。

ちょっと早い開花です。

学校の敷地内にたくさん桜が植えられています。

山ほど。

そんな中で。

かわいい子犬とじゃれ付くソフィー。

学校にはいろんな動物がいます。

特にわんちゃんは魅力的ですねー。

道化。
「なんてかわいい!」

ソフィー♪
「へ?どっちが?」

道化。
「おおっとごめん。」
「思春期だった。」

道化退散。

ソフィー♪
「いまのはどっちかな?」
「このワンちゃん?」
「あんまり言われたことないなー。」

花美先生♪
「あらかわいいわあ。」

ソフィー♪
「どっちが?」

花美先生♪
「どっちも♪」

後ろに回られて。

ソフィーちゃん。

口に飴を入れられました。

おいしいイチゴ味。

ソフィー。
「わあ。」

いーりす♪
「やっほー。」

ネージュ♪
「あら?あの娘に興味があるの?」
「さっきからあの娘の話ばっかり。」

いーりす♪
「だってソフィーちゃん。」
「自分をいつも活かすんだもん。」
「自分を活かす術に長けているから勉強になる。」

花美先生♪
「いつの世代もきれものがこの学校をリードしていた。」
「次はソフィーちゃんが学校のエースになるんだと思うわ。」

ソフィー♪
「そんな。」
「私だってまだまだです。」

いーりす♪
「これからパワーアップするよ〜?」

ソフィー♪
「パワーアップするんです!」

ネージュ♪
「根性ありそう。」

ソフィー♪
「雷撃戦が大好きの15です!」

いーりす♪
「卒業後は豊かな時代が築かれると思う。」
「女の子のレベルが高いと世間も活気づく。」

ネージュ。
「言えているわ。」
「いつだって手練れの女性は必要されている。」
「事実でしょ?」

いーりす♪
「手練れの女性は切り札だからねー。」
「気合い入れて〜。」

ソフィー。
「うおおお〜って。」
「ソフィーここにありです。」

いーりす♪
「女性については臨機応変に考えてね。」
「女性の到達点に行く為に!」
「健闘を!」

ソフィー♪
「がんばるです。」

ソフィーちゃん子犬を抱えて退場。

花美先生♪
「ラストスパート。」
「卒業はひとつの終わりよ。」

いーりす♪
「そしてひとつのはじまり。」

ネージュ。
「雛鳥も羽ばたく季節ですね。」

花美先生♪
「今度も巡ってきた時節。」
「親鳥も大忙し。」
「雛鳥よ。」
「大地と空と海と。」
「あるべき所へ。」
「自然の成り往くままに!」

桜が咲いている季節。

暖かくなってきました。

身も心も。

これから心機一転。

わたしのはじまりの物語も。

ここからでした。

後に名主宰として歴史に残るまで。

永遠のものとなるまで・・・。

桜吹雪く季節になりつつ。

春告げ鳥に導かれるままに。

後輩のソフィーちゃんに託して。

雛鳥としてのフィナーレへ!!