ソフィ〜♪
学校の廊下にて。
噂のきれものソフィーちゃんに挨拶。
いーりす♪
「はじめまして。」
ソフィー♪
「お初です。」
「順正な者です。」
「清浄が好き。」
いーりす♪
「かわいい女の子!」
「倫理についてどう思う?」
ソフィー♪
「自分は正常だと思っているけれども。」
「それは果たしてどういう正常なんですか。」
いーりす♪
「深く的確なおはなしだなあ。」
ソフィー♪
「正常とは正しいとされる状態にあること。」
「これを世の中みんなが目指しているの。」
「何か異常を悟った頃から世の中のスローガンになったよね。」
いーりす♪
「神様に問い合わせて自分が正常かどうか確認したほうがいいよね。」
「特にわたしはギリシア神話のように。」
横からくーりえとみかーれ。
討論に参加。
くーりえ♪
「異常を持っているひとは異常だなんて思わないですよ。」
みかーれ♪
「何を持って正常であるか知らないからなー。」
ソフィー♪
「だからこそ悟ったのです。」
「さて神様に問い合わせてみよう。」
ソフィー退場。
学校の隅にある礼拝所へ行ったようです。
リベラルアーツ。
意見交換をしたあと。
個室にソフィーちゃんが来てくれました。
ソフィー♪
「主知。」
いーりす♪
「わたしは主知主義だよー。」
ソフィー♪
「純粋理性。」
いーりす♪
「わたしそれ大好き。」
「ソフィーちゃんも主知主義なんだね。」
ソフィー♪
「そうなんです。」
「主知主義こそわたし。」
いーりす♪
「意気投合!」
ソフィーちゃんを手繰り寄せて。
ぎゅーってしちゃいました。
ソフィー♪
「あっ!」
いーりす♪
「かわいい!」
ソフィー♪
「女の子好き。」
いーりす♪
「わたしもだよー。」
くーりえ♪
「なんかいいことやってますね。」
みかーれ♪
「じゃましちゃだめー。」
ソフィー♪
「じゃあまた!」
いーりす♪
「またねー!」
ネージュ♪
「なにしてたの?」
いーりす♪
「かわいい後輩。」
ネージュ♪
「浮気しないでよね。」
いーりす♪
「オレの女好きは健在だぜー的な。」
ネージュ♪
「あらまあお冗談を。」
いーりす♪
「なーんて。」
個室の仕切り。
机とラップトップ。
小さなソファーのセット。
一緒に座って。
お昼寝しちゃいました。
みかーれとくーりえに覗き見されちゃう。
外は寒いけれど心は暖かい冬の園!