春告げ鳥!


春の陽気で包まれる冬の終わりごろ。

最近はいろんな部活に参加して。

少しでもレベルアップを図っています。

疲労があるので校庭のお昼寝スペースに。

シートを持ってきました。

いーりす♪
「あの小さい女の子?」

くーりえちゃんが来ましたよ。

くーりえ♪
「一緒に寝ますか?」

いーりす♪
「変なことやっちゃうよ?」

くーりえ♪
「いいですよ。」

くーりえ。

いーりすと一緒に寝ころびます。

いーりす♪
「そーれ。」

いーりすのくすぐり攻撃。

くーりえ♪
「ひゃっ!」
「くーりえもやりますよー。」

くーりえ。

いーりすの上に乗りましたね。

いーりす♪
「顔を眺められるなんて。」
「キャー!」

くーりえ♪
「綺麗な瞳ですね。」

いーりす。

くーりえを巻き込んで。

攻守逆転。

いーりす♪
「くーりえちゃんって。」
「すごいかわいい顔してるー。」

くーりえ♪
「あわわわわ!」
「見ないでください。」

くーりえ。

いーりすから抜け出しましたよ。

足がもつれているので。

抱き合って寝ることにしました。

遠くから雪ちゃんに見つかりましたね。

ネージュ♪
「他の女と!」

みかーれ♪
「いーちゃんも他の女の子と浮気したい盛りなんだよ。」

ネージュ♪
「私のいーちゃんを取らないでー!」

みかーれ♪
「今日はあたしがお相手をしてあげる。」

ネージュ♪
「あんたじゃ物足りないわ。」
「いーちゃんがいいの!」

みかーれ♪
「その言葉を取り消させてあげる。」

みかーれ。

ネージュに迫る。

ネージュ♪
「ちょっと!」
「惚れっぽいのよ。」
「私は・・。」

みかーれ♪
「今日はいーちゃんのこと忘れさせてあげるからね。」

ネージュ♪
「ああ・・。」

みかーれ。

ネージュと手を繋いで退場。

いーりすとくーりえ。

熟睡です。

目が覚めると。

道化が遠くで庭師の仕事をしていましたね。

いーりす♪
「くーりえちゃんとの初恋?」

くーりえ♪
「その気になっちゃいますよ。」

いーりす♪
「くーりえちゃんカワイイ!」

いーりすとくーりえ。

抱き合う。

くーりえ♪
「ぬいぐるみくーりえですよ。」
「抱き心地には自信があります。」

いーりす♪
「休憩終わり!」

伸びをするいーりす。

いーりす♪
「あっ!阿呆さんだ。」
「やっほー!」

道化♪
「ん?」
「ふたりで御楽しみになってくれ。」
「邪魔をしてしまう。」

いーりす♪
「阿呆さんって恋したことあるんですか?」

道化♪
「いまも恋をしている。」

くーりえ♪
「意外ですね。」
「誰とですか?」

道化♪
「あの赤いボディに。」
「俊足なときめき。」
「気品高き美の輝き。」

いーりす♪
「誰ですか?」

道化♪
「あの名高きスポーツカー。」
「俺の手には届かない2000万円。」
「今度も失恋してしまったか。」

くーりえ♪
「くすくす・・・。」

くーりえ。

手で口を押さえて爆笑。

いーりす♪
「車だったんですか。」
「ひとではないんですか?」

道化♪
「あのシュートには惚れた。」
「プロサッカー選手の山吹。」
「あいつには惚れた。」

いーりす♪
「そういう意味じゃないですよ。」

道化♪
「俺にとっては立派な恋だ。」
「あのときめきはいまでも忘れない。」

くーりえ♪
「阿呆の言葉を真面目に聞いたらダメですよ。」

いーりす♪
「わたしバカ真面目?」

くーりえ♪
「正直さが影にあるですよ。」

いーりす♪
「マジになってどーすんの!わたし〜!」

雪ちゃんが遠くで走っていましたよ。

ネージュ♪
「やっぱりあなたじゃ物足りないわ!」

みかーれ♪
「待ってよジョアンナ!話を聞いてくれ!」

ネージュ♪
「誰がジョアンナよ!」

そのままネージュ。

いーりすに抱き着いた!

いーりす♪
「雪ちゃんやっほー。」

ネージュ♪
「やっぱりいーちゃんがいいのよ!」

いーりす♪
「キスする?」

ネージュ♪
「ええ・・。」

そのまま。

ネージュを捕まえるいーりす。

いーりす♪
「雪ちゃんかわいい顔してる♪」

ネージュ♪
「いーちゃん美しい・・・。」

くーりえ♪
「恋の火遊びすると火傷しますよ。」

いーりす♪
「火傷してみたい。」

ネージュ♪
「キスして・・。」

みかーれ♪
「誓いのキスを・・・。」

いーりす♪
「ああ本当にされちゃう。」

くーりえ♪
「ネージュさん起きてください。」

ネージュ♪
「いーちゃん!」

ネージュ。

いーりすのほっぺにキス。

いーりす♪
「火傷しちゃった。」

くーりえ♪
「もう1回されちゃいますよ。」

ネージュ♪
「いーちゃん好きよ!」

いーりす♪
「よしよし。」

いーりす。

ネージュの頭を撫でましたね。

ネージュ。

そのまま抱き着き続けます。

雪ちゃんが我に返りました。

発狂娘♪
「それ写真に撮っていい!?」

いーりす♪
「お菓子をくれればいいですよ。」

発狂娘♪
「はぁはぁ!!」
「チョコレートならいまここに!」
「写真撮るわよ!」

発狂娘が撮影しました。

いーりす♪
「後で写真頂戴ね。」

発狂娘♪
「もちろんよ!」
「こんないいショット・・はぁ!」
「はぁはぁはぁ・・!!」
「きゃぁああ!?」

発狂娘倒れる。

みかーれ♪
「そんなに興奮しないでよー。」
「もう、大丈夫ですか?」

いーりす♪
「じゃあ失礼するねー。」

くーりえ♪
「お幸せに。」

いーりす。

ネージュと手を繋いで退場。

みかーれ♪
「くーちゃん勝負だ!」

くーりえ♪
「この前は引き分けでしたね。」
「そろそろ本気出せますよ。」

その後。

腕を組んだいーりす&ネージュカップルは。

生徒達のしあわせな目線を浴びながら。

その日ずっと一緒にいて。

夫婦らしい一面を覗かせました。

この日の夕方は天候が変化を始めて。

雪が降ってきましたね。

暖冬で春のような日々が続き。

名残り雪が降ってきた。

今日この頃です。