キャッチ・ザ・リボン♪
校内イベントで。
キャッチ・ザ・リボンが開催です!
これは。
リストバンドに縫い付けたリボンテープを奪い合うイベントで。
リボンを取られたら失格となります。
校庭全域が戦場となりますね。
いーりす♪
「わくわくですね!」
くーりえ♪
「また怖がられちゃうかも。」
ネージュ♪
「そんな心配しなくていいの。」
みかーれ♪
「優勝するぞー!」
いーりす♪
「この大会はバトルロワイヤルだから。」
「わたし向こうに行くね。」
ネージュ♪
「お互い頑張りましょ。」
くーりえ♪
「みんな怖がらないでね。」
みかーれ♪
「全員倒してやるー!」
所定の位置について。
開始時刻です。
スタート!
いーりすは最初様子を見ていますが。
上級生が仕掛けてきたので。
応戦。
撃破しましたよ。
ネージュは3人を相手に圧倒。
みかーれは無謀に突撃を繰り返しています。
くーりえちゃん。
5人まとめて蹴散らしました。
開始10分で半分くらい減ってます。
みかーれちゃんとくーりえちゃんが接敵しましたよ。
くーりえ♪
「みーちゃん勝負。」
みかーれ♪
「くーちゃん負けないからね!」
みかーれの攻撃。
勢い抜群の攻めですが。
くーりえちゃんに読み切られてます!
あっさりリボンを取られたみかーれ。
みかーれ♪
「そんなー!」
くーりえ♪
「ごめんね。」
いーりす。
精鋭部隊と交戦。
三年生のコンプリオ隊3名が登場!
コンプリオワン♪
「噂の二年生!勝負だ!」
コンプリオツー♪
「複数相手なら勝てないだろ?」
コンプリオスリー♪
「猛攻を加えてやる!」
いーりす♪
「あわわ!さんにんが相手?」
参加していた花美先生が登場。
花美先生♪
「チーム戦はよくないわね。」
コンプリオワン♪
「先生も蹴散らしてやる!」
三人組の攻撃。
花美先生の立ち回りが上手く。
三人組みを一直線に並べて。
先頭を攻撃して。
コンプリオスリー撃破。
いーりすが横から。
コンプリオツーを撃破!
2対1でコンプリオワンは投降。
いーりす♪
「先生!勝負です!」
花美先生♪
「いいわよ、かかってらっしゃい。」
いーりすの攻撃。
射程に用心しつつ。
リボンを掴みにいきません。
位置を調節して。
フェイントに警戒です。
花美先生。
わざと妙なポーズをして挑発しています。
いーりす。
隙が無いと見て。
攻撃できません。
膠着状態が続きます。
いーりす。
横から回り込んで。
一気に攻めていきますが。
花美先生に読まれて。
避けられました。
花美先生の射程に入る前に。
距離を取って逃げ延びたいーりす。
花美先生♪
「腕を上げたじゃない。」
いーりす♪
「取れる気がしない・・・。」
両者睨み合って。
時間が経過していきます。
いーりすがまた仕掛けますが。
花美先生の射程が長いので。
テクニックを駆使して逃げ延びてます。
攻めきれません。
いーりす。
最後の手段として。
巴戦を仕掛けましたよ。
ひたすら花美先生に食いつくいーりす。
ここでやっと花美先生も苦戦気味です。
でも。
花美先生がピョンピョン飛んで避けるので。
今度も攻めきれませんでした。
花美先生♪
「勢いが無いわよ。」
「何かためらってるんじゃない?」
「技のキレが無い。」
いーりす♪
「強過ぎですよ。」
花美先生♪
「そう?互角に見えるけれど?」
決着がつかないまま。
半ば諦めて。
見つめあう両者。
花美先生♪
「士気を失ったわね。」
「またかかってらっしゃい。」
花美先生。
去っていきましたよ。
向こう側をふと見たら。
くーりえちゃんが一方的に相手を撃破していました。
が。
いきなり逃げ出しています。
くーりえ♪
「あんまり虐めちゃったら怖がられるからイヤ!」
生徒♪
「こら!待て!」
くーりえ♪
「わたし弱いもの虐めしたくない!」
生徒♪
「なんですって!」
いーりすがカバー。
追撃してきた相手を討ち取りました。
くーりえ♪
「ありがと。」
いーりす♪
「勝負する?」
くーりえ♪
「あなたならいいかな。」
激しい取り合いになって。
攻めて避けての連続。
中々両者リボンを取れません。
激しく攻めているのに。
相手のリボンを取れません。
体力で上回るくーりえちゃんが優勢になっていきます。
雪ちゃんが来ました。
イベント終盤なので。
誰も残ってないそうです。
特別参加の先生方が隠れている生徒を駆逐しているので。
わたしと雪ちゃんとくーりえちゃんしか残っていません。
雪ちゃん対くーりえちゃん。
くーりえちゃん。
雪ちゃんのミラージュ・トリックをコピーしていて。
雪ちゃん劣勢です。
いーりすの援護攻撃。
くーりえちゃんに食らいつけません。
花美先生が来ましたよ。
花美先生対くーりえ。
花美先生♪
「この娘強いわね。」
くーりえ♪
「先生ならやっつけてもいいかな。」
一方的に攻め続けるくーりえに。
花美先生避けるのが精いっぱい。
雪ちゃんが乱入。
いーりすがここぞとばかりに乱入。
4人で乱闘。
乱戦中に動作の限界を迎えたくーりえ。
ネージュ♪
「乱戦なら個々の能力は関係ない。」
ネージュ。
乱戦の虚を突きまくり。
対応しきれなくなった。
くーりえちゃんのリボンを取りました。
くーりえ♪
「あっ!」
ネージュ♪
「あなたの弱点は。」
「自分の生存を考えないことよ。」
いーりす♪
「先生覚悟!」
花美先生♪
「もう体力ないんじゃないかしら?」
ネージュ♪
「ミラージュ・トリック!」
花美先生♪
「それを回避ばかりに使っている所があなたの問題点よ。」
花美先生。
避けている最中着地に失敗しました。
バランスを崩してよろけています。
避け過ぎて避ける場所が無くなっています。
いーりす。
それを逃さず。
攻め切りました。
花美先生のリボンをゲット!
花美先生♪
「やられたわ。」
ネージュ♪
「先生は避ける場所が無くなると慌てる?」
「そこに攻めきるチャンスがある・・・。」
大勢の生徒が見に集まってきています。
いーりす対ネージュ。
いーりす♪
「いくよ雪ちゃん!」
ネージュ♪
「おいでなさい!」
ネージュのミラージュ・トリック。
いーりす。
フェイントをおこないました。
わざと間違った動きをして。
釣られたネージュは。
接近を許してしまい。
いーりすにリボンを取られましたよ。
いーりす♪
「勝った!」
ネージュ♪
「ああっ!」
同時に拍手喝采!
いーりす♪
「変な動きに弱いんだ・・・。」
ネージュ♪
「わざとバカな動きをされると。」
「ついていけない・・・・。」
表彰台で。
いーりす優勝です!
賞状を貰いましたよ。
いーりすの評価はまた上がって。
「優勝者ちゃん」としばらく呼ばれることになりましたね。
下校時には。
いろんなひとが集まって。
いーりすと下校します。
いーりすブームは2か月続いたのでした。
いーりす♪
「わたしの輝かしい歴史かな?」
ネージュ♪
「次のイベントは負けないわよ。」
いーりす♪
「わたしだって!」
くーりえ♪
「もう少し頑張ったら優勝してたかなあ。」
みかーれ♪
「あたしまだまだだー。」
よにんで手を繋いで。
記念撮影でしたよ☆