勝負師☆


中央ホール。

新聞紙の剣で剣道をして。

何人抜きできるか挑戦です♪

雪ちゃんが考案したよ。

いーりす♪
「さあかかってらっしゃい!」

挑戦者♪
「行くよ!」

挑戦者が叩こうとしますが。

ひょいっとかわして。

横撃。

いーりす勝利!

挑戦者♪
「やられたー!」

上級生♪
「おもしろいわね。」

三年生が参加♪

いーりす♪
「覚悟してよね!」

上級生♪
「あなたこそ♪」

上級生は慎重に組み立てますが。

それが裏目に出て。

いーりすの接近を許してしまい。

いーりすのフェイント攻撃に引っかかって。

反応した所を。

切り替えされて上級生敗北!

上級生♪
「いやーん!」

続いて阿呆さん。

道化♪
「手加減してくれ。」

いーりす♪
「しませんよ♪」

道化♪
「必殺!レバガチャ戦法!」

道化はぶんぶん新聞紙ソードを振りまくって。

応戦しますが。

新聞紙ソードを弾き返されて。

無装備にされて叩かれました。

道化♪
「んが!?」

いーりす♪
「クセがあるよね。」

道化♪
「いつもならレバガチャで勝てるんだが。」

ネージュ♪
「格ゲーなら勝てるわよね。」

道化♪
「100円あげるからコンテニュー。」

いーりす♪
「はいはい♪」

再戦。

道化♪
「くらえ!必殺!水龍斬り!」

いーりすに簡単に避けられて。

道化は舞台から転落しましたよ。

道化♪
「ぐわああああ。」

ネージュ♪
「リングアウト!」

道化♪
「まだ2ラウンドあるっ!」

いーりす♪
「格ゲーじゃないです。」

いーりすに新聞紙で叩かれた阿呆は。

観客に回りました。

みかーれ♪
「勝負致せ!」

いーりす♪
「はーい☆」

いーりす対みかーれ。

みかーれ♪
「抜刀術!」

みかーれは身構えている。

いーりす♪
「そーれ。」

いーりすは新聞紙ソードを投げた。

みかーれに直撃!

みかーれ敗退!

みかーれ♪
「そんなー!」
「あたしの秘技。」
「抜刀黄金伝説がー!」

花美お姉さんが来ました。

いーりす♪
「先生勝負!」

花美お姉さんを指定!

花美先生♪
「あらーいいわよ♪」

いーりす対花美先生。

ふたりとも動きません。

花美お姉さんは剣術の構え。

いーりす。

動きを見ます。

いーりすの連続攻撃!

花美お姉さんは後ろに後退しながら。

受け切りましたよ。

花美お姉さんはいーりすの新聞紙ソードを攻撃。

剣を仰け反らせながら。

攻めていきます。

剣を集中攻撃されて。

いーりすの新聞紙ソードが破損気味!

いーりす思い切って前に出て。

花美お姉さんと組み合った!

無理矢理新聞紙ソードをねじ込ますが。

花美お姉さんに横に避けられて。

一撃をなんとかそのまま前に進んで空振りさせると。

両者にらみ合いに。

花美お姉さん♪
「強いわね・・・。」

いーりす♪
「母に鍛えて貰いましたから。」

花美お姉さん♪
「決着つくかしら?」

そのまま花美お姉さん。

短期決戦に出ますが。

両者の新聞紙ソードが破損してしまったので。

引き分けです。

花美お姉さん♪
「もう1回やる?」

いーりす♪
「厳しいかも。」

花美お姉さん♪
「また遊びましょ♪」

いーりす♪
「是非!」

結局12人抜きをした所で。

挑戦者が居なくなってしまったので。

これにて終了です。

いーりす♪
「雪ちゃん撮影お疲れ様。」

ネージュ♪
「いーちゃんの戦う姿がたまらない!」

いーりす♪
「息荒いよ。」

ネージュ♪
「戦ういーちゃんカワイイ!」

いーりす♪
「あらまー。」

後日、ネージュはその動画をネット配信しています。

反響が高く。

数日後にスカウトマンが学校に出入りしたんだとか。

花美お姉さんに呼び出されました♪

花美お姉さん♪
「いーりすちゃん。」
「他に実力を生かせる場所があるわよ。」
「パンフレットを渡しておきます♪」

いーりす♪
「ありがとうございます。」

廊下で合流。

ネージュ♪
「このリストは?」

いーりす♪
「あっこれ?」
「勝負師の集い、エスパーダへの加入とか。」
「王国支援組織バレンティアへのお誘い。」
「なんか先生の目に留まったみたい。」

ネージュ♪
「へー。」
「要するにエリートね。」

いーりす♪
「雪ちゃんもエリートだよね。」
「絵画まだ展示されてるよ。」

ネージュ♪
「本当だ。」
「もう採用されてる。」
「嬉しいわー。」

いーりす♪
「自作ぬいぐるみグランプリ優勝雪ちゃん!」

ネージュ♪
「やめてー!照れるじゃない。」

いーりす♪
「ふたりでエリートだー。」

ネージュ♪
「わたしも本当はエリートなのよ。」

ふたりでハイタッチ!

手を繋いで。

スキップで廊下を駆け巡りました☆