奥義。


インステップキック、インフロントキック、インサイドキック。

これらは型を使えるようにします、そうしたら。

「型を崩します」

蹴られるところすべてから「オリジナル」のキック方法を編み出す。

非力でも、才能なしとかでも、これだとめっちゃ飛びます。

めっちゃ精度も抜群、なにせ自分に合ったどんぴしゃだから。

キックでなくとも、トラップも、フェイントも、戦術、戦法も好き放題。

スーパーオリジナルサッカー。

これは日本最先端のサッカーです。

最近ヨーロッパサッカーのレベルが低下しています。

ブラジルサッカーも勢いが衰えており、低迷期に突入。

反面、日本のサッカー界はレベルが向上しつつあります。

さあて、キャプテン翼黄金世代が現実になるのか!?

俺はうまい!僕は才能がありません、オイラは平均的。

なに言ってんの?君ら全員黄金世代の候補ですよ?

天才や才能なんて概念はないんです。

おっとごめん真理を言ってしまった。

さあ、君はどんな舞台を夢見る?

夢を見るのは、実際に可能だからなんです。

ふつーの人が映画スターなんて本気で夢見ないでしょ?

止まらない!止められない!蒼天のトゥブレンスィア!


奥義2


シュートはとにかくどこでもいいから当てて入れる。

変則的なシュートが可能。

反応速度がUP。

センタリングに有効。

奥義3


パスは興味深いところへ出してみる。

ディフェンスも興味深いところに陣取る。

何かが起こる。

奥義4


ドリブルは真正面での1対1は意外と難しい。

抜くのは至難の業、強引に抜くと時間がかかり。

相手の守備が整ってしまう。

でも、ナナメから角度をつけて突っ込むとスピードだけで抜けちゃう。

一瞬のスプリント、コース取り、詰まった場合のパスまで計算。

ナナメから不意に突入すると抜ける。


案外抜ける、経験を積めばもっと抜ける、ウハウハ。

奥義5


0-1、負けてる。

0-2、もう負けたな。

この時から、監督と観客は選手を観察するのに夢中になる。

ここで、いいものを見せれば監督の目に入る。

そもそも、負けているときが一番サッカーやっている気がする。

負けているときこそ、サッカーらしいサッカーやっている気がしてしょうがない。

逆転勝ちすると、サッカーの醍醐味を味わえる。

逆転するとヒーロー、頑張ると賞状もの。

奥義6

ドリブル無双

ペナリティエリアすぐそこなら。

思い切ってドリブルで突っ込むと。

シュートまで行けることがよくあります。

スペイン代表はパスに詰まると。

ドリブルでペナルティエリアに突撃します。

こぼれ球になっても味方が拾えます。

ドリブルが取られそうになると。

わざと思いっきりトゥーキックでもして。

相手のかかり足にぶつけると。

相手選手は拾いにくいので。

戦略を駆使して優位に立てます。


奥義7


トラップは自分の体の柔らかい所ならどこでも。

触って確かめてみると簡単。

狙った所に落とせればなんでもいい。

グラウンダーはインフロントで受けると。

勝手に足が曲がって勢いが吸収されることも。

リフティングは特に、トラップ耐性を上げるのに役立つが、限定的。

落ちるのを待つより、自分から迎えに行った方が案外楽に止められる。

トラップにも言えることだけど。

狭いところでボールコントロールの練習をすると、立ち回りが巧くなる。

奥義8

ゾーン

ゾーン状態は士気が最大値になると発動します。

水分を猛消費して。

事が一段落するまで集中が切れません。

ゾーン中は思考してません。

簡単に言うと調子に乗っている状態です。


奥義9
生きたボールを蹴りなれていれば。

キックは完璧にできます。

遠くへ飛ぶし精度良好。

プレースキックで上達するわけがありません。

なるべく強烈なボールで修行するのです。

奥義10


サッカー。

サッカーの本質は真剣な遊びです!


修行がサッカー上達の秘儀。