汝平和を欲さば、戦への備えをせよ(Si vis pacem para bellum.)

この言葉。

平和に暮らしたいのなら戦争に備えなさいという意味の。

ラテン語で戒めの意味を持って使われる言葉です。


平和は戦争から生まれる(Pax paritur bello.)

ギリシャやカルタゴの王などの伝記を残したネポスの言葉であり。

そのままの意味を持つ言葉です。

簡潔であるため、さまざまなシーンで使われる言葉です。


「ホッブズ」

六条からなる予備条項と。

三条からなる確定条項を出しています。


平和のための予備条項(理念)

戦争原因の排除→将来の戦争原因を含む平和条約の禁止。

国家を物として扱わない→国家を売買、または交換の禁止。

常備軍の廃止→他国の脅威になるのでやめるべき、軍拡競争が発生する。←は?

軍事国債の禁止→支払いを後回しにできるので戦争に待ち込みやすい。

内政干渉の禁止→無政府状態にならない限りは介入しない。

卑劣な敵対行為の禁止→指導者を暗殺したり、条約を破棄、暴動を誘発するなど、卑劣な手段は平和を無意味にする。


平和のための確定条項。(具体的方策)

共和的な体制。すべての国が憲法に基づいて統治され、専制政治ではないこと。

自由な国家の連合。単一の世界政府ではなく、国家の連合で平和の実現させる。

歓侍に基づく世界市民法。外国人の保護、平和に振る舞う限りは敵としない。



太平洋戦争は。

昭和天皇から「無謀な戦い」と言われて。

軍国主義。

軍事を主要政策とする。

政府陣の行き過ぎの惨劇となった。

立憲君主制として。

権力が制限されていた昭和天皇。

すべて政府が責任を取ります。

こういう話で進んでいた日本帝国。

アメリカに戦争を仕掛けた無謀さが命取り。

結果は負け戦。

降伏を長時間に渡って拒み。

原子爆弾の投下を連合軍に強要。

ほぼすべての権力を握っていた政府陣は。

自分たちで望んだ戦争に敗れてしまった。

国民の大半は戦争を支持していた。

教育でそう教えられれば。

支持するようになってしまう。

それ以前に。

国民の賛成があった事は事実。

降伏。

政府陣はほとんどが死刑や無期懲役。

荒廃した日本を昭和世代が引き継ぐことになり。

連合国はなんとか戦争終結を獲得した。




義人はいない。

ひとりもいない。

悟りのある人はいない。

神を求める人はいない。

すべての人が迷い出て。

みな。

ともに無益な者となった。

善を行う人はいない。

ひとりもいない。

彼らののどは、開いた墓であり、彼らはその舌で欺く。

彼らのくちびるの下には、まむしの毒があり。

彼らの口は、のろいと苦さで満ちている。

彼らの足は、血を流すのに速く。

彼らの道には、破壊と悲惨がある。

また、彼らは平和の道を知らない。

ローマ人への手紙3章10〜17節。


大井神社にて英霊の社殿があり。

平和の大切さが説かれています。

撮影を忘却してしまったので。

いつか掲載致します。


どんなに悪い事例とされていることでも。

それが始められたそもそものきっかけは立派なものであった。

(カエサル)


いかなる超大国といえども。

長期にわたって安泰でありつづけることはできない。

国外に敵を持たなくなっても。

国内に敵を持つようになる。

外からの敵は寄せつけない頑健そのものの肉体でも。

身体の内部の疾患に。

肉体の成長についていけなかったがゆえの内臓疾患に。

苦しまされることがあるのと似ている。

(ハンニバルの予言)


最後に記します。

「平和への祈りは神に捧げなさい。」