卒業☆


春眠が気持ちいい季節。

卒業式がおこなわれました!

感動というより。

全員が気を引き締めて。

それぞれの居場所へ旅立っていきます。

ネージュもみかーれもくーりえも。

大学の試験に受かっており。

進学が決まっていますね。

いーりすは完全に独立して。

みんなと違う道を歩いています。

卒業式が終わり。

ちょっとした宴会がありました。

いーりす♪
「学校も最後ですねー。」

ネージュ♪
「夢に向かって歩いていくいーちゃんは輝いてるわ。」

みかーれ♪
「いーちゃん応援してるぞー。」

くーりえ♪
「くーりえも負けませんからね。」

ネージュ♪
「いーちゃんはなしがあるの。」

いーりす♪
「なになに?」

雪ちゃんは。

どうしてもキスして欲しいとのことなので。

卒業の思い出に。

桜が咲く校庭の。

端のほうまで行って。

キスしてあげましたよ。

ネージュ♪
「いい?」

いーりす♪
「いいよ。」
「ちょっとやってみたかったし。」
「では、目をつむって。」

いーりす。

ネージュとキス。

ネージュ♪
「ありがと。」

いーりす♪
「ねぇ雪ちゃん。」
「姉妹グループ登録しない?」
「いつまでも一緒になれるよ♪」

ネージュ♪
「そうね。」
「申請しておきましょ。」
「姉妹はいーちゃんとわたしで。」

宴会に戻ります。

みかーれとくーりえも誘って。

姉妹グループ登録を約束しましたよー。

卒業式のフィナーレ。

桜吹雪で校門を後にします。

帰宅後。

みんなで集まって。

姉妹グループ申請をしに。

役所を訪れました。

姉妹グループとは。

書類上の家族になる制度で。

登録をした人同士は助け合う義務が法律で定められています。

姉妹グループに入った他のメンバーとも。

要請があれば助け合うことができます。

申請はとても簡単でした。

みんなで姉妹グループに入ることで。

事実上の家族になりましたねー。

一週間経過。

翡翠ちゃんから連絡があったので。

念願の小桜グループに就職です♪

わたしの家の前にリムジンがお出迎えして。

小桜のお屋敷に出向き。

翡翠ちゃんが迎えてくれました。

いーりす♪
「よろしくお願いします!」

翡翠ちゃん♪
「こちらこそよろしく☆」
「あなたにはしばらくお屋敷に通って頂きます。」
「基本を学んでもらい。」
「次にレスペイト地方に向かってもらいます。」
「レスペイトは小桜の新しい領地で。」
「未だ新しい領主が決まっていません。」
「あなたには領主候補として地方に出向いて。」
「充分に慣れたら正式に領主としますね。」
「まずは世界的に有名なアルス・マグナ大学に強制入学。」
「そこから修練を積んで出世コース。」
「いいわよね?」

いーりす♪
「了解でございます。」

翡翠ちゃん♪
「まずはお茶しましょ☆」
「それから一緒に寝て☆」

いーりす♪
「お相手しますよ☆」

翡翠ちゃん♪
「まぁ素敵!」
「でも無理にとは言わないわ。」

いーりす♪
「かわいい女の子と一緒に寝るのは好きです。」

翡翠ちゃん♪
「キャー!」
「素晴らしいわ!」
「では今夜♪」

翡翠ちゃんに連れられて。

小桜入りを果たしました♪

〜END〜