蒼天。


学校の窓から、ももちゃんが空に綺麗な編隊飛行をする一団を発見しました!

ももちゃん☆
「あー!ウィーン代表!?」

咲桜ちゃん♪
「キャンプでしたね、その名目での旅行☆」

ふぇっちゃん☆
「すごーい!?ひとつも乱れない!」

ももちゃん☆
「どのくらいの輝き?」

後ろからにこにこ笑顔の真奈美先生♪

真奈美先生☆
「うちの学校と練習試合組んでるわよ〜♪」

咲桜ちゃん☆
「へぇ〜♪じゃあ昼休み終了したあとなんだね♪」

真奈美先生☆
「メンバーはある程度は決めてあるけど、やる気がある人優先よ♪」

ももちゃん☆
「やります!やります!うわぁ〜楽しみ♪」

真奈美先生はボードメモにももちゃんやる気超絶と書き記してスキップで部屋に退場♪

同時にベルが鳴り、グラウンドの芝生広場に続々と人が♪

ずらりと並ぶウィーン代表30名!

まりちゃん☆
「この度はお手合わせの機会たいへんにはしゃぎたい所存です♪」

まみちゃん☆
「手加減してね♪」

みゅ〜ちゃん☆
「楽しそー♪」

まみちゃん☆
「あら?第4世代?」

真奈美先生☆
「ざっと50名!ウィーン代表の方々のフラッグを取れば勝ちよ♪」
「あきらめたら、先生が誘拐します♪」

ガッツある声がいくつか聞こえ、そよ風が吹いた午後1時。

先にウィーン代表10名がテイクオフ!

ももちゃん☆
「あれれ?控え選手5人とレギュラー5人?」
「増援で3人も行くけど、2軍の選手?」

遅れて離陸する生徒達。

咲桜ちゃん☆
「ん〜?なにそれ?かわいー♪」

ふぇっちゃん☆
「今日はカウガールふぇっちゃんだぜ?」

ふぇっちゃんは横髪をカッコよくかきあげる♪

ももちゃん☆
「うえすたんだー!!すごい気力!!」

みゅ〜ちゃん☆
「馬車に乗るべきです。」

ふぇっちゃん☆
「そこは馬だぜ?」

みゅ〜ちゃん☆
「馬は馬でもペガサス?」

ふぇっちゃん☆
「気が利いてるなーお嬢ちゃん♪」
「噂は伊達じゃない〜♪」

みゅ〜ちゃん☆
「それはみゅ〜を抱きしめたいという評判ですか?」

上昇しながら、持っているモデルガンを回し続ける。

ふぇっちゃん☆
「離さないよっ♪君のハートは撃ち抜いたっ♪」

みゅ〜ちゃん☆
「ではお礼に羽はどうですか?」
「あの方々の羽は?」

ふぇっちゃん☆
「ふっふ〜♪一緒に来ないかい?」

2人は先行していく!

ももちゃん☆
「負けないぞー!!咲桜お姉ちゃん!見守っていて!!」

手をふる咲桜ちゃん♪

先行機と2機の編隊が交戦に入る♪

ふぇっちゃん☆
「あたしを射抜けるかい?」

花梨ちゃん☆
「おいで♪かわいい娘、いじくりたい!!」

花音ちゃん☆
「2機で?いいねー勢いって♪」

プレアデスM48を放つ両者、蒼色の球が交差する!

ふぇっちゃん☆
「おおっと!正確性がありすぎて、撃った瞬間避ければ当たらないぜ?」

みゅ〜ちゃん☆
「少し鈍いのではないでしょうか?」

花梨ちゃん☆
「避けさせてそこを狙うのです♪」

花音ちゃん☆
「この小さい娘やるわね!」

みゅ〜ちゃん☆
「リトルみゅ〜ちゃんこそかわいい女の娘の代表なのです。」

花音ちゃん☆
「よく言ったかわいい娘!」

10メートル級の花畑上空で激しく旋回!

ふぇっちゃん☆
「御嬢さん♪あたしと踊らないかい?」
「刺激的な毎日が待ってるよ?」

ふぇっちゃんはバラをくわえてカッコいい!!

花梨ちゃん☆
「ちょ♪この娘超反応で避けてくる♪」

花音ちゃん☆
「えー?ほんと?こっちの娘は強すぎるんだけど♪」

そこに救援の3機と後続機の6機!

ももちゃん☆
「チャンス!とっぴ♪」

奈々ちゃん☆
「キャー!?」

花梨ちゃん☆
「んなっ!?奈々がやられた!!」

そこに謎の巨大な影・・。

えとわーるちゃん☆
「飛んでわたしの懐に入る蝶々♪」
「どうぞおいで♪」

よりにもよって大型スターボード!!

花音ちゃん☆
「あの噂の情念ガール?」

えとわーるちゃん☆
「残念なのですよ?」
「わたしが得たのは心という宝!!」
「あにまる写真という想い出!!」
「心をくれたら命懸けで報いるが正道!!」

Callistoが射出され・・・時間差を駆使して襲い掛かる!!

花梨ちゃん☆
「おおっと!!これははんそくだ!!」

まりちゃん☆
「おあ〜♪すごいことになってる♪」

まみちゃん☆
「半分以上も撃墜しちゃったよ♪ほらこのフラッグの数♪」

ももちゃん☆
「あ〜っと?もしかして右と上?」

花梨ちゃん☆
「追従?いや〜ん!!」

きれものの如く涼花ちゃんが駆けつけてくる!!

涼花ちゃん☆
「控えなのにやられてる?どういうこと?」

ももちゃん☆
「こういうこと♪」

涼花ちゃんはありえない機動でももちゃんと逆転した!

涼花ちゃん☆
「こういうことなの?」

みゅ〜ちゃん☆
「たぶんはそういうことでいいと思います。」

涼花ちゃん☆
「それでいいということ?」

ももちゃんが追いつめられる!!

ももちゃん☆
「よくないよくないー!!」

えとわーるちゃん☆
「この写真で刻む、あなたとわたしの敗北の歴史・・・。」
「またひとりわたしのものに・・・。」
「討ち取りたい手柄とともに・・・。」

涼花ちゃん☆
「ああっと!?こんなもの?」

みゅ〜ちゃん☆
「通用してない?」

ふぇっちゃん☆
「おーっと?援護に行こうものならふぇっちゃんを倒してからにしな?」

花音ちゃん☆
「あみー!!かのんやられた!!」
「あのハードボイルドに・・。」

柚葵ちゃん☆
「見つけたー♪ってなにこれ!?」

えとわーるちゃん☆
「こちらへいらっしゃい。」
「わたしと一緒に勝負と致しましょう。」
「あなたもわたしのもの・・・・。」

柚葵ちゃん☆
「うあ?まだよ〜♪」

涼花ちゃん☆
「あのうっとおしいのは先回し♪」

柚葵ちゃん☆
「先にそこの美少女ちゃん♪」

えとわーるちゃん☆
「無視はいけません。」
「ここからは工事中につき立ち入り禁止。」
「関係者しか入れない女の園!」

涼花ちゃん☆
「かすった!?」

ふぇっちゃん☆
「へーい?どこ見てんだい?えーちゃんに気をとられると堕ちるぜ?」

遠くに機影7・・・・。

柚葵ちゃん☆
「あのかわいい娘速い・・・。」

涼花ちゃん☆
「こっちは見切られてる・・・。」

ふぇっちゃん☆
「堕ちなっ!」

柚葵ちゃん☆
「ああ・・・!!」

涼花ちゃん☆
「うそ!?」

えとわーるちゃん☆
「大好き、結婚してください。」

涼花ちゃん☆
「えとわーる?さすがの噂・・・。」

えとわーるちゃん☆
「いいや、わたしはすーぱーえとわーる。」

涼花ちゃん☆
「情念つよ・・・。」

えとわーるちゃん☆
「情念?それはね、えとわーるの証明!!」

7機が割って入る・・・。

涼花ちゃん☆
「すみません、やられちゃった☆」

えとわーるちゃん☆
「わたしの恋心・・・・。」
「ハートブレイクで堕とされる彼女・・。」

夏帆ちゃん☆
「えっ?えっ?瞬時に4機がやられた?」

ももちゃん☆
「ないないないない!!」

ももちゃんvs咲花ちゃんの圧倒的な実力差!?

咲花ちゃん☆
「設置面弱くなってない?落ちるよ?」

ももちゃん☆
「え?ほんと?どうりでバランスが悪かったんだ・・。」

2機の連携でなんとかするふぇっちゃんとえとわーるちゃん。

ふぇっちゃん☆
「いいぜー?らしくなってきた!!」

妃ちゃん☆
「あのカウガール?さえなんとかできれば・・・・。」

みゅ〜ちゃん☆
「どうすれば展開はアニメでよくありますが。」
「そんなこと言って勝つのが良識ではないですよね?」

妃ちゃん☆
「はいそうです、たぶん主人公は無理にでも勝たなければ。」
「必ず同格の相手にしか戦いませんし。」

みゅ〜ちゃん☆
「では、こどもがおとなに勝つのは不自然なのではないでしょうか?」

妃ちゃん☆
「そうでしょう、その不自然が後ろ後方にありますし。」
「たぶん、そうね、不自然や無理やりではなく必然なのでしょう。」

えとわーるちゃん☆
「数が多くなって参りましたので。」
「お開きとさせていただきます。」
「17P/Holmes発射。」

えとわーる機が上空に何かまばゆい太陽のようなものを発射。

炸裂すると、雨のように降り注ぎ。

下方向の気流が発生した・・・。

重力が発生している・・・。

ももちゃん☆
「追いつめられて・・・17P/Holmesだけど・・・。」
「もも、ベイルアウトします・・・・。」

ももちゃんはポケットベルターのパラシュートで脱出。

ももちゃんのスターボードは優しく着地。

みゅ〜ちゃん☆
「着陸して脱落となります。」

みゅ〜ちゃんは安全に着陸する。

ふぇっちゃんはいつの間にかいない!!

ほかの機も着陸し、試合は終了した・・・。」

広場にふぇっちゃんだけ戻ってきて着陸。

ふぇっちゃん☆
「おしとやかだけが女じゃないのさっ☆」

かっこよくモデルガンを回して決めポーズ。

拍手喝采のふぇっちゃん♪

なんと、生存はふぇっちゃんだけ!!

広場では、健闘を称え、ちょっとした式が開催され。

うめ市のレベルの高さに注目が高まり。

プロのクラブチームに撃墜機を多数出したとして。

この手では久しぶりに評判になった。

ももちゃん☆
「まだ未熟なんだなぁ・・わたし・・・。」

みゅ〜ちゃん☆
「そんなことないよ!」

ももちゃん☆
「うん!そうだよね!未熟から最後には熟します!!」

ふぇっちゃん☆
「そのイキさっ!女は負けない存在さっ!」

ふぇっちゃんは前髪をぴっとはじく♪

えとわーるちゃん☆
「あの方達数名をナンパして、メアドゲットしてました。」
「みんなどうですか?メル友?」

ももちゃん☆
「そうこなくっちゃね!」

みゅ〜ちゃん☆
「倉庫が必要ですか?」

ふぇっちゃん☆
「いんやっ!アルバムが必要だね!」

えとわーるちゃん☆
「こんなの?」

ももちゃん☆
「わたしの日記?」
「なんで?」

えとわーるちゃん☆
「捨てられてましたから♪」

ももちゃん☆
「このー!!」

みゅ〜ちゃん☆
「まぜてー♪」

ふぇっちゃん☆
「かもーん!」

でも目の前にメグちゃん!

そらちゃんにうさちゃんもっ!!

メグちゃん☆
「ちょうど抱きしめる娘が欲しかったのですー!!」

うさちゃん☆
「おいしそう・・・。」

そらちゃん☆
「だめようさ、それは捕まえてから♪」

うさちゃん☆
「うさすぺしゃるフログレンス・・・。」

ももちゃん☆
「ああー!!これはヤバイ!逃げないとたいへん!!」

みゅ〜ちゃん☆
「いつの間に仲間に!!」

ふぇっちゃん☆
「追いかけておいで!それでこそマイハニー!!」

えとわーるちゃん☆
「ひゃ〜!?食べられる食べられる!?」

メグちゃん☆
「がお〜♪」

みんなでおにごっこする。

青空の虹にてかすかなハーモーニー。

花畑のヒマワリはまるで歌っているかのよう!

まだまだ続く、仲良しシンフォニー!!