通常。
健康な人は学業を終え。
「就職」して。
各自好きな方向へ旅立っていく。
「巣立ち」がある。
しかし何らかの不具合でこれが行われない場合。
その人はどうなるのだろう。
もっとも多い不具合は。
学業を修められず。
それもいろいろな理由があるものの。
中学で就職する人を見かけた。
だがしかし。
何らかの異常によって。
不登校で学業を得られなかったら?
その人はどうなるのだろう?
考えられるのは。
義務教育を外れるとどうすることもできない。
まず学ぶ機会が失われる。
誰も図書館に通い。
図書館に籠もればいいなんて。
言った試しはないのだから。
大抵はオンラインゲームや隠居を余儀なくされ。
学ぶ方法も知ることができず。
イタズラに時を重ねる。
50歳まで幽閉された事例もある。
となると。
初期設定によって。
初めから決まっている「決定論」が出てしまう。
何かしらのバグが意図的に加わえられるか。
最初からそう決まっているのでは?と思い込むか。
学ぶ機会と就労能力だけ奪われると。
案外。
簡単に発生する。
条件は健康体の義務教育・学歴というワンルート。
これから外れて。
学ぶ機会と労働能力が奪われると。
それだけで50歳まで無駄な時間を過ごす展開に成り得る。
そこに様々な病気や障害・異常・不具合が重なると。
その人は「壁の無い幽閉」と勝手に呼んでいる。
閉鎖環境に入ってしまう。
たった二つの。
「学ぶ機会」「労働能力」を失えば。
もう展開は決まっているのであって。
そこに異常や不具合が加われば。
それはいっそうに強くなる。
おまけに。
こんなのがいろんな箇所で大量発生している現実なのだから。
特に精神疾患の患者は。
労働能力を失いやすく。
義務教育から排除された場合。
学ぶ機会は訪れない。
よって。
たった二つの条件を満たせば。
その人の一生は決まってしまい。
条件が多くなれば。
不具合は解けることのない迷路になるのでは。
通常コースセットから外れた瞬間。
すべてが決まってしまうことになりかねない。
本人に学ぶ機会は無く。
方法も場所も発見できず。
誰も図書館に行けとは言った試しがない。
労働能力は健康体ならば普通のものであるが。
精神疾患の患者は労働能力を失いやすい。
これが中くらいの社会問題なのだから。
二つの「学ぶ機会」と「労働能力」
それに精神疾患や病気や障害。
増えれば増えるほど支配する力は増していき。
人は手におえない。
はっきり言って。
全く未知の現象ですから。
対処できないのが真相なのでは。
健康の人は巣立ちの雛のように飛び去りますが。
不具合が発生すれば。
巣立てない雛はどうすることもできず。
結局。
観察と同じ展開になって。
いつまでも社会参加できない。
おぞましい事象があるのです。
-帰納-