チャレンジャー!!
国王軍が決戦で反乱軍を打ち負かして。
敵の大将が小さな村に落ち延びました。
るるちゃん♪
「戦争に参加するチャレンジしてみない?」
心桜姫♪
「王族を示したいから賛成だよ。」
みおちゃん♪
「戦うの?戦闘大好き!」
これをチャンスと見て。
その村に潜入しようと。
るるちゃんはご褒美のため。
心桜姫は王族を示すため。
ちゃんみおは最強の剣士と名高い敵が紛れているので。
戦争参加にチャレンジです♪
軍施設に届け出に行ったら。
飛び入り参加OK!を貰いました!
自己責任とのことです。
誓約書にサインしました。
意気揚々になって。
るるちゃん達はスターボードで移動して。
3時間もかけて現場に到着しました。
前線基地は国王軍の支援部隊でいっぱいです。
そこからスターボードで低空飛行で回り込み。
村に到着しました。
なんと既に攻勢が始まっています。
グットタイミングで参加♪
みおちゃん♪
「ここからどうやって敵陣に入る?」
るるちゃん♪
「戦闘中だから大将取れないよ?」
心桜姫♪
「さすがに突撃するとやられちゃうね。」
るるちゃん♪
「とりあいず行動しよっか。」
るるちゃん達は遠くから双眼鏡で。
敵大将を捜索します。
村では。
国王軍の戦車部隊が突撃をしていて。
両軍の歩兵隊があちらこちらから撃ち合っています。
とても大将に到達できません。
制空権は国王軍にあり。
局地戦というより決戦で激しい撃ち合いの戦況です。
遠くから双眼鏡で見ていたら。
少し高い丘の上に。
反乱軍の三号戦車が乗り捨てられていました。
士気を失って逃げた敵が乗り捨てたものです。
るるちゃん♪
「あそこまで走れば獲得できるよ。」
心桜姫♪
「撃ち合い激しいよー。」
みおちゃん♪
「的になるかも?」
るるちゃん♪
「でもあと10分待てば国王軍が前線を押し上げて安全になるかも?」
10分経過して。
乗り捨てられた三号戦車の近くに味方が展開していたので。
スターボードで一気に接近して。
スターボードを茂みに隠したあと。
三号戦車を獲得!
るるちゃん♪
「敵将討ち取るぞー。」
みおちゃん♪
「最強の剣士とやらはどこかな?」
心桜姫♪
「三号戦車なら任せて。」
「動かし方を教わったことある。」
るるちゃん♪
「わたしは車長。」
みおちゃん♪
「砲手はわたし♪」
心桜姫♪
「これエンジン壊れてるよ。」
「だから乗り捨てたんだー。」
るるちゃん♪
「どうせそうだろうと思った。」
「武装生きてる?」
心桜姫♪
「大丈夫、生きてるよ。」
みおちゃん♪
「弾丸装填するね。」
国王軍が押されてきましたね。
隣国が加勢していたので。
一時的に退いています。
敵の高射砲が見えましたよ。
るるちゃん♪
「あいつが飛行機を食い止めてる。」
「狙いはどう?」
みおちゃん♪
「距離が遠いけれど。」
「追撃砲の容量で当てられそう。」
心桜姫♪
「るるちゃん、戦況だけ見て。」
るるちゃん♪
「いまやってるよ。」
1回目の砲撃。
高射砲の近くに命中しました。
国王軍の戦車部隊は高射砲の対地射撃で損害が出ています。
2回目の射撃。
高射砲にかすりました。
敵軍がこちらに気づいてしまいました。
でも距離が遠過ぎて反撃できてません。
3回目の砲撃で高射砲の操縦手を吹っ飛ばしました。
7回目の砲撃で高射砲の破壊に成功!
足止めされていた国王軍戦車部隊は突撃を開始!
三号戦車の無線が生きていたので。
情報が筒抜けです。
もうひとつの無線で味方部隊に情報を伝えてやりました♪
なので後衛にいた敵軍の切り札。
列車砲を国王軍が見つけて爆撃。
破壊に成功!
るるちゃん大喜び!
るるちゃん♪
「ご褒美貰えるかな?」
みおちゃん♪
「まだ終わってないよ♪」
心桜姫♪
「敵の反撃が来てるよ。」
敵戦車が砲撃してきましたが。
距離が遠過ぎて当たりません。
エンジンを動かして無理矢理離脱します。
そのうちエンジンから煙が出たので。
三号戦車を乗り捨てました。
よく見たらエンジンに被弾していたよ。
遠くから観察中、敵軍に見つかりました。
偵察件逃げ出していた敵の大将とばったり遭遇。
まだ気づいてなかったので。
先制攻撃!!
相手も発見したけれど。
女性だと分かった瞬間。
大将の動きが止まったので。
るるちゃん剣で突撃です☆
みおちゃんも剣で突撃☆
あっけなく護衛を斬り捨てて。
るるちゃんは敵の大将と討ち合って。
大将の足を負傷させて組み伏せました。
みおちゃんは豪華な服装の剣士と戦闘。
あっけなく敵の剣士を倒してしまいました♪
みおちゃん♪
「油断したなー♪」
剣士。
「バ・・バカな!」
「この私が・・・。」
大将。
「まさか女に捕まるとは・・・。」
るるちゃん♪
「女じゃないよ。」
「女性以上なんだよ?」
心桜姫を見て王族の女性だと気づいて。
さらに悔しそうにしている大将です。
大将。
「王族の者が目の前にいるのに!」
心桜姫♪
「ひゃー!!」
発煙筒を焚いたら。
国王軍の兵士がスターボードでやってきて。
大将の身柄を引き渡しました!
戦闘は国王軍が圧倒しています!
20分後に戦闘が終了しました。
女の子さんにんぐみが敵将を生け捕りにしたと。
報告が入った国王軍将校はびっくり!
前線基地に呼ばれちゃった♪
るるちゃん♪
「あれ?もしかしてわたしたち凄いことした?」
みおちゃん♪
「出世できるー♪」
心桜姫♪
「あれ?わたしお手柄?」
指揮官!
「素晴らしい活躍だ!」
「女性の歴史に刻まれるだろう。」
るるちゃん♪
「ご褒美欲しいな〜?」
指揮官!
「無論、手柄相応の報酬は支払われるであろう。」
将校!
「キミは最強の剣士を倒したのか?」
「班から戦果確認があるぞ。」
みおちゃん♪
「あれ最強の剣士だったの?」
「よわーい。」
将校!
「なんていう強さ!」
指揮官!
「あれ?」
「心桜様ではありませんか!」
心桜姫♪
「バレちゃった?」
兵士達!
「これは凄いことになったんじゃないか?」
「女性が大活躍、これは歴史に残る。」
「あの心桜様が戦闘を?」
指揮官!
「王族の身分でありながら華々しい活躍!」
「これは敬意に値する!」
兵士達!
「姉のきらら様より度胸があるんじゃないか?」
「いや、きらら様は統治がお得意だが。」
「心桜様は実戦派なんですね。」
兵士達は圧倒されているねー。
心桜姫♪
「王族だからチャレンジしたの♪」
るるちゃん♪
「いっぱいご褒美欲しいな。」
みおちゃん♪
「わたしは名家の出だからなおさらだよ♪」
指揮官!
「諸君に敬意を込めて!」
全員で拍手喝采!
すっきりした表情で。
帰りの旅路♪
このあとるるちゃんは。
名誉市民の身分と。
なんとか打診して50万円を貰いました♪
みおちゃんは王室公認市民に昇格です♪
心桜姫は名声を得ました♪
るるちゃん♪
「う〜ん!思い切ってやって良かった!」
心桜姫♪
「わたしも王族としての誇りを持てたよ。」
みおちゃん♪
「最強なんて名ばかりだったなあ。」
「次は世界かなー♪」
るるちゃん♪
「さーて。」
「しばらく話題持ちきりだねー。」
みおちゃん♪
「有名人だー。」
心桜姫♪
「ちやほやされる・・・。」
「たまんない!」
さんにんでハイタッチ!
女の子の綺麗な掛け声が響く。
超絶な城下町でした♪